病気になりにくい家づくり
テーマ:あったかい家
2012/06/30 09:11
今日で6月も終わりです。今年もはや半年を過ごしました。曳山祭の出番年でもあったので特に早く感じられる半年でした。そんな6月月末の、少し慌ただしい日ではありましたが、昨日はNPO法人健康住宅普及協会の総会に出席してまいりました。総会において、私を新理事として承認していただき、ユニバーサル健康住宅がスタンダードな家として誰もが建てる時代になるように努めて参ります。
午前11時から始まった総会は、すべての議事の承認した後、昼食をとって、午後1時30分から午後5時までセミナーと研修をが行われました。内容は、①会員による健康住宅普及活動の取り組み事例の発表、②WEBを有効に活用する営業研修、③カビとダニから健康を守る「最新の建築生態学からみた健康住宅」の研修でした。
カビの発生やダニの繁殖殖は、私たちの健康と密接な関係があり、とても重要な問題です。
家の中にカビやダニはつきものですが、それらが私たちの病気の一因になってるとすれば、カビやダニの対策は大事です。湿度が低いと、カビの発生やダニの生息を抑制することが出来ますが、それが一因のアトピー患者にとっては、湿度が低すぎると、病状にはいい影響を与えません。湿度は低くすぎても高すぎてもだめなんです。
結論を言うと、家の室内環境を整えること、つまり適正な湿度が保てる家をつくることが必要となります。
湿度をコントロールするには、それが出来る家づくり、器をつくることです。つまり、新築やリフォームを考え始めたときに、このことを知り、それが実現できる家を建てたりリフォームしてくれる工務店さんを選ばなければ、間違いの始まりになってしまいます。
これから家を新築やリフォームされる方は、まず、この事実に気づいてください。それが始まりです。
とは言うものの、当面そのような予定が無い方。
これはすべての方にとって大事なことですが、家を掃除して清潔を保つこと、ゴミの量を減らすこと、これだけでも全然違います。
ぜひ取り組んでみてください。
感謝
船浅 藤居昌幹
午前11時から始まった総会は、すべての議事の承認した後、昼食をとって、午後1時30分から午後5時までセミナーと研修をが行われました。内容は、①会員による健康住宅普及活動の取り組み事例の発表、②WEBを有効に活用する営業研修、③カビとダニから健康を守る「最新の建築生態学からみた健康住宅」の研修でした。
カビの発生やダニの繁殖殖は、私たちの健康と密接な関係があり、とても重要な問題です。
家の中にカビやダニはつきものですが、それらが私たちの病気の一因になってるとすれば、カビやダニの対策は大事です。湿度が低いと、カビの発生やダニの生息を抑制することが出来ますが、それが一因のアトピー患者にとっては、湿度が低すぎると、病状にはいい影響を与えません。湿度は低くすぎても高すぎてもだめなんです。
結論を言うと、家の室内環境を整えること、つまり適正な湿度が保てる家をつくることが必要となります。
湿度をコントロールするには、それが出来る家づくり、器をつくることです。つまり、新築やリフォームを考え始めたときに、このことを知り、それが実現できる家を建てたりリフォームしてくれる工務店さんを選ばなければ、間違いの始まりになってしまいます。
これから家を新築やリフォームされる方は、まず、この事実に気づいてください。それが始まりです。
とは言うものの、当面そのような予定が無い方。
これはすべての方にとって大事なことですが、家を掃除して清潔を保つこと、ゴミの量を減らすこと、これだけでも全然違います。
ぜひ取り組んでみてください。
感謝
船浅 藤居昌幹
ゼロエネルギー住宅って?
テーマ:あったかい家
2012/06/14 12:36
こんにちは。4月のお祭り以来の投稿になります。暦は6月で梅雨入りしていますが、今日は爽やかな晴れの日で、梅雨の最中とは思えない気持ちのいい日です。
一ケ月くらい前から、関心の高かった出来事は、福井県の大飯原発の再稼働の問題です。地元町長も同意というニュースも流れて、いよいよ再稼働が決定していくのでしょうか?
私が入手した情報では、かなり危険な選択と言えるようです。保安院による安全基準の項目もほとんど満たしていないようなことを聞いています。
万が一のことがあれば、琵琶湖は高濃度の放射能で汚染されますし、長浜も大きな影響を受けることは必至です。どういう選択がベストなのでしょう!
この話は、やはり昨年3月11日に発生した東日本大震災、大津波、原発事故による放射能汚染が原点となります。私たち日本人が享受している便利で豊かな生活は、エネルギー問題の上に成り立っていることを改めて考えさせられました。
私どもは住宅建築に関わる会社として、この日以来、いかにエネルギーが要らない家をつくるかということを真剣に考え研究してきました。
今、ゼロ・エネルギー住宅というキーワードでこの動きの広がりが加速しようとしています。それには太陽光発電などの設備も搭載して、家で消費するエネルギーと家で生産するエネルギーのバランスをとり、差し引きゼロにしようという動きです。
実は、ここに落とし穴があります。お客様から、太陽光発電についてよく聞かれます。私はこう答えます。
太陽光発電はいつでも設備を施工できます。新築して数年経ってからでもできます。でも、断熱性能が高く、エネルギーの消費を少なく出来る家は建てるときにしかできません。・・・・と。
ここが肝心なのです。新築や大規模なリフォーム・改修工事をするときに、断熱材の種類と施工方法、窓サッシと硝子の種類と施工方法、全熱交換換気システムの採用など、エネルギーの消費が少なくできる家にしておかないと、新築してしまったら、リフォームや改修をしてしまったら、20年、30年とエネルギーの消費量が多い家に住むことになってしまいます。
エネルギーの消費量が少なくて済む家と、そうでない家とでは、年間10万円以上のランニングコストの違いとなって現れます。
エネルギーの消費量が多い家に、太陽光発電を搭載しても、価値は低いですよね。そうじゃないでしょうか?ザルで水をすくっているようなものです。
話を原発問題に戻しますが、福島原発の事故を受けて、安全が担保されない原発の活用に私はNOを突きつけます。原発が無くても便利で豊かな生活が享受できる、そういう工夫を考えて智恵を出して行くこと。そういうことが肝心なんだと思います。
私どもの会社はエネルギー消費が少なくて済む、断熱性能・換気性能の高い家をつくっています。6月末~8月にかけて、この家づくりの勉強会を現場にて行います。
追って、案内していきますが、皆さん、家を建てることを計画していく前に、十分に勉強してください。それからでも、家づくりは遅くありません。慌てないこと、勉強してからとりかかること、それが大事なことです。
地球にも家計にも優しく。
社会の発展にも貢献していく。
エネルギーを自給自足して、快適に暮らしていく。
そんな家づくりの勉強をして行きましょう!
感謝
船浅 藤居
一ケ月くらい前から、関心の高かった出来事は、福井県の大飯原発の再稼働の問題です。地元町長も同意というニュースも流れて、いよいよ再稼働が決定していくのでしょうか?
私が入手した情報では、かなり危険な選択と言えるようです。保安院による安全基準の項目もほとんど満たしていないようなことを聞いています。
万が一のことがあれば、琵琶湖は高濃度の放射能で汚染されますし、長浜も大きな影響を受けることは必至です。どういう選択がベストなのでしょう!
この話は、やはり昨年3月11日に発生した東日本大震災、大津波、原発事故による放射能汚染が原点となります。私たち日本人が享受している便利で豊かな生活は、エネルギー問題の上に成り立っていることを改めて考えさせられました。
私どもは住宅建築に関わる会社として、この日以来、いかにエネルギーが要らない家をつくるかということを真剣に考え研究してきました。
今、ゼロ・エネルギー住宅というキーワードでこの動きの広がりが加速しようとしています。それには太陽光発電などの設備も搭載して、家で消費するエネルギーと家で生産するエネルギーのバランスをとり、差し引きゼロにしようという動きです。
実は、ここに落とし穴があります。お客様から、太陽光発電についてよく聞かれます。私はこう答えます。
太陽光発電はいつでも設備を施工できます。新築して数年経ってからでもできます。でも、断熱性能が高く、エネルギーの消費を少なく出来る家は建てるときにしかできません。・・・・と。
ここが肝心なのです。新築や大規模なリフォーム・改修工事をするときに、断熱材の種類と施工方法、窓サッシと硝子の種類と施工方法、全熱交換換気システムの採用など、エネルギーの消費が少なくできる家にしておかないと、新築してしまったら、リフォームや改修をしてしまったら、20年、30年とエネルギーの消費量が多い家に住むことになってしまいます。
エネルギーの消費量が少なくて済む家と、そうでない家とでは、年間10万円以上のランニングコストの違いとなって現れます。
エネルギーの消費量が多い家に、太陽光発電を搭載しても、価値は低いですよね。そうじゃないでしょうか?ザルで水をすくっているようなものです。
話を原発問題に戻しますが、福島原発の事故を受けて、安全が担保されない原発の活用に私はNOを突きつけます。原発が無くても便利で豊かな生活が享受できる、そういう工夫を考えて智恵を出して行くこと。そういうことが肝心なんだと思います。
私どもの会社はエネルギー消費が少なくて済む、断熱性能・換気性能の高い家をつくっています。6月末~8月にかけて、この家づくりの勉強会を現場にて行います。
追って、案内していきますが、皆さん、家を建てることを計画していく前に、十分に勉強してください。それからでも、家づくりは遅くありません。慌てないこと、勉強してからとりかかること、それが大事なことです。
地球にも家計にも優しく。
社会の発展にも貢献していく。
エネルギーを自給自足して、快適に暮らしていく。
そんな家づくりの勉強をして行きましょう!
感謝
船浅 藤居