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ラジオ深夜放送

テーマ:よしなし事
 いまラジオはどれくらい聴かれているでしょうね。
クルマを運転する時くらいで、もう家にラジオがないという人が多いかもしれません。
 ラジオも、広告媒体としての価値が低くなり、いま大変な時期にあるようです。
あの、聴くに堪えない「ラジオ・ショッピング」ばかり増えて、ますますリスナーは減るばかり・・・。

 さて、いまの団塊の世代を中心に、当時若者だった人に大人気だったのが、AMラジオの深夜放送でした。
 1967年ごろ、それまでのラジオの深夜放送から大きくイメージチェンジして、若者向けの番組が全国で始まりました。
 この関西でも、ヤンリク、ヤンタンなどの名物番組が誕生しました。 

 東京では、パック・イン・ミュージック(TBS)オールナイト・ニッポン(ニッポン放送)セイ・ヤング(文化放送)この3つが全国的な話題となり、人気を競いました。

 パーソナリティーは、それぞれの時代にあわせ変わっていきましたが、1967年から82年まで変わらず続いたのが、パック・イン・ミュージクの野沢那智さん白石冬美さんのコンビです。
 82年の番組終了時には、反対のデモまで行われています。

 その野沢那智さんが、きょう30日亡くなりました。
72歳・・・あまりに早すぎます。

 これは、そのパック・イン・ミュージックを紹介したテレビ番組の映像です。

 

 73年から、このラジオ番組のスタッフを合計5年くらい担当させていただきました。
この映像のころは、スタッフを卒業していました。
 日本を代表するパーソナリティーに対し、まったくの力不足のスタッフで、迷惑をかけてばかりでした。

 つつしんで野沢さんの冥福をお祈りします。

 じつは、この番組の先輩ディレクターも先月亡くなったばかり・・・。
2010年は、あまりに寂しい年になりそうです。

思い出横丁

テーマ:よしなし事
 ♪ むかし話するなんて、気の弱い証拠なのさ~ (大滝詠一 雨のウェンズデイより)

 そんな歌がありましたが、たしかに年々気が弱くなっているような・・・。
というわけでもありませんが、またまた昔話ですみません。

 今から40年くらい前です。
大学に入って、都心へ遊びに行くといえば、まず新宿でした。
 あのころはもちろんまだ副都心どころか、高層ビルさえありません。

 新宿駅の西側には、むかし浄水場があったとかで、雑草が目立つ空き地もありました。
そんな時代、その新宿駅西口ちかくに、飲み屋さんとか定食屋さんとか、そういった小さな店がごちゃごちゃと並んでいる、というよりひしめき合っているような一角がありました。

 戦後の闇市というのはテレビなどでしか見たことのない世代ですが、そこに行くとなぜか闇市のような雰囲気も味わうことができました。
 その一角は、こんな名前で呼ばれていました。

 「しょん〇ん横丁」

 ちょっと品のない呼び方ですが、その名のとおりどこからともなくそんなニオイが漂ってくることもあります。

 新宿で徹夜で遊んだ朝、そこに行って「朝めし」を食べた記憶が今も残っています。
その一角で「飲んだ」という記憶より、その「朝めし」のほうが印象に残っているんですね。
 あまり衛生的とは思えないようなお店で、カウンターに座り、焼き魚とか揚げだし豆腐とか、最初から天つゆのかかっているてんぷらとか、よく食べました。

 そうやって朝の腹ごしらえをして、小田急線に乗って「下宿」に帰るわけです。
いや、遊んでいたばかりではありません、ちゃんとアルバイトもしました。
 あのころは徹夜のアルバイトというのもあって、普通のアルバイトよりバイト代が高かったため、デパートの内装など、よくやりました。
 そんな徹夜のバイトの後も、この横丁で朝飯を食べ、下宿に戻り眠る・・・というわけです。
 あ、もちろん勉強もしましたよ・・・最初のうちは。

 そんなことをやっているうちに、新宿駅の西側はあちこちで工事がおこなわれ、たしか京王プラザホテルがド~~~ンとでき、その後つぎつぎに超高層ビルが建っていきました。
 卒業してからは、あちこち引越ししたため、あまり新宿で降りることもなくなり、足も遠のいてしまいました。

 そんな「しょん〇ん横丁」も、いまは名前も変わって、こんな名前になっているようです。

 思い出横丁

 こんな公式サイトもできて、イメージもずいぶん変わったようですね。
何でも、女性一人でも入れるとか・・・。
 むかしは我々男でもちょっとためらうような雰囲気もところもありましたけどね~。
それと、外国人観光客が増えているらしいですね。

 思い出横丁、東京にお出かけになった折には、ちょっと覗いてみてはいかがですか。

コピペ

テーマ:よしなし事
 パソコンの普及で、ホームページやブログを簡単に開設できるようになって、かれこれ10年くらいですかね?
 いまでは、個人法人を問わず、いろんなサイトがあり、膨大な数のブログが開設されています。
 なかでも音楽関係は好きな分野で、10年くらい前からいろんなサイトを見てきました。

 そんななか、音楽などの専門的な話題を取り上げているブログのなかには、同じような文章が氾濫するようになりました。
 もちろん、同じテーマで文章を書けば、内容が似てくることは避けられませんが、文章まで同じというものがあらわれてきました。
 いわゆる「引用」というやつですね。

 この「引用」にも、出典を明記するなどのルールが守られてあればいいのですが、まったくそういうものはなく自分のブログにそっくりそのまま移した、「盗用」が実に多くなりました。
 これが簡単にできるようにしたのが「コピー&ペースト」ですね。

 ブログなどの文章にポインターをあて、左クリックしてずらすと、色が変わってその部分をパソコンの中に取り込むことが出来ます。
 そして、そのまま自分のブログとかコメントボードに右クリックで貼り付ける・・・これがコピー&ペーストですが、音楽系の個人ブログでは、これによって書かれた文章がい~~~っぱいあります。

 なかには、多少は自分の文章も入れようとして、前後に違う文章をつけたりしているものもあります。
 でも、もともと音楽の知識がまるでないか、また聴いたことさえないのではないかと思われるような、明らかな間違いや論理の破たんが、そういうところによく出てきました。
 それを発見するのも、なかなか面白いものですが・・・。
 
 そういえば、いま大学のレポートなどでも、このコピー&ペースト、コピペが氾濫して問題になっているんだそうですね。
 誰かの文章を真似して写すというのは、むかし我々のようなバカ学生の常とう手段でしたが、そのころはパソコンなどはないですから、全部自分で書き写すしかありませんでした。
 あ、コピー機はありましたが、そんなもの使えませんでした。

 あのころ、パソコンがあったらなあ…いや、そんなことを言っちゃいけません。

なるほどなあ

テーマ:よしなし事
 何を思ったのか、ふだんはほとんど読まない日経新聞などパラパラ見ていたら、下のほうに「お口の恋人」「あなたのコンビニ」「ココロも満タンに」といった、企業のキャッチコピーというか、コマーシャルで企業名の前に付けられる言葉がならんでいました。

 これらはみな一般の人がその言葉から企業名を正しく答えられた、いわゆる優れた言葉なんだそうですが、たしかに簡潔で、その言葉だけで商品名がわかったり、社名もぱっと思い浮かびます。

 逆に、どういうのがダメかというと、いろいろ詰め込み過ぎて長くなったものとか、英語だそうですね。
 あまりに長いものは、もう言うまでもありませんが、英語というのは気をつけないといけません。
 
 言葉の響きのカッコよさやセンスがいいような印象があり、ふだんの会話などでもつい使ってしまうことがあります。
 本人はわかっているつもりでも、聞かされるほうは全然わからない・・・。

 また、日本では英語として見られても、英語を母国語とする人から見ると、絶対おかしいという場合もあるようです。
 今もあるかもしれませんが、「For Beautiful Human Life」というのがありましたが、これはイギリス人やアメリカ人から見ると、言葉として全然意味がないんだそうですね。

 だいぶ前ですけど、カタカナ用語を多用する人たちと仕事をしたことがありました。
トレーサビリティーとかコンセンサスとかアドホックとかコンテンツとか・・・もう、聞いているだけで眠くなります。

 「あ、あのう、できたら日本語でやっていただけませんか?」

 そう言いたいのをぐっとこらえ、そういうことをよく口にされる某代理店の人たちやスポンサー、エライさんなどが後ろで見学(監視)している中、ひとりで作業をするという、地獄のような仕事もありましたなあ・・・。

 あ、そうそう、日経新聞の記事です。
そういった横文字も長口上も、送り手の背伸びが透けて見える、ということですが、確かに言えてますね。

表の顔

テーマ:よしなし事
 観翆園というと、このブログ以外にもサイトがあって、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
 でも、なかなか更新できず、そのうち担当者が時間が取れなくなったり、IDとパスワードも分からなくなっていました。
 それが、やっときょう分かりました。

 ・・・で、私にその担当がまわってまいりまして・・・(^^;

 誰ですか、ヤバイなんていっているのは。

 ですから、あちらは「表の顔」です。
ちゃんと節度を守って・・・って、こちらが裏で、めちゃくちゃというわけではありませんよ。
 
 さっき、ちょっといじってみましたが、何と難しい!
同じブログ形式なんですが、このコブログより難しく、まず専門用語がわかりません。
 マニュアルぺージもあるのですが、そのマニュアルページがまた難しい!
たとえば、こういうのがあります。
 
 「エントリーのフィルタは、最初のプルダウンメニューで、カテゴリー、投稿者、投稿の状態を選んでから、次のプルダウンメニューを選んでください。画面右下のプルダウンを使うと一度に表示されるエントリーの数を設定できます。」

 これは日本語ですか?

 これにくらべたら、コブログのなんと親切なことでしょう。(^^)

 ちなみに、その「表の顔」は、ここです。

 観翆園
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