成注(なりちゅう)
テーマ:よしなし事
2010/10/11 20:41
テレビのニュースを見ていると、なにげない話題というか、大きなニュースのない日などに、ちょっとした季節の話題などがでてきます。
たとえば高原かどこかでススキの穂が出ていたというニュースでは、終わりの部分はよくこんな表現になります。
「訪れた観光客は一足早い秋の訪れを楽しんでいました」
スキー場がオープンすると・・・
「・・・さっそく雪の感触を確かめていました」
季節に関係ないニュースでも、たとえば、まだ解決していない事件では・・・
「・・・が、今後の鍵となるかもしれません」
どこかに遺跡が見つかったりすると・・・
「・・・太古のロマンに思いをはせていました」
政治のニュースでも、たとえばこんなの・・・
「これが永田町の論理でしょうね」
などなど、いまでも必ず目にし耳にする言葉遣いです。
昔、こういうのを名付けて「成注」といっていました。
いや、私の周りだけだったかもしれません。
検索しても出てきません。(^^;
つまり、「成り行きが注目される」の「成注」です。
この「成り行きが注目される」もそうですが、これらはすべて、使い古された言葉遣いなんですね。
「手垢(てあか)がついた表現」なんて言い方もします。
自分で原稿書いて、読みなおすと、な~んだこれ「成注」だなあ、なんて気がつけばいいのですが、どこかに出てしまってから気がついても、もう後の祭り・・・。
あ、この「後の祭り」というのも、「成注」かもしれません。(^^;
こういうの困るんですよね、なかなかとっさには他に言い方が見つからないんですから・・・。
たとえば高原かどこかでススキの穂が出ていたというニュースでは、終わりの部分はよくこんな表現になります。
「訪れた観光客は一足早い秋の訪れを楽しんでいました」
スキー場がオープンすると・・・
「・・・さっそく雪の感触を確かめていました」
季節に関係ないニュースでも、たとえば、まだ解決していない事件では・・・
「・・・が、今後の鍵となるかもしれません」
どこかに遺跡が見つかったりすると・・・
「・・・太古のロマンに思いをはせていました」
政治のニュースでも、たとえばこんなの・・・
「これが永田町の論理でしょうね」
などなど、いまでも必ず目にし耳にする言葉遣いです。
昔、こういうのを名付けて「成注」といっていました。
いや、私の周りだけだったかもしれません。
検索しても出てきません。(^^;
つまり、「成り行きが注目される」の「成注」です。
この「成り行きが注目される」もそうですが、これらはすべて、使い古された言葉遣いなんですね。
「手垢(てあか)がついた表現」なんて言い方もします。
自分で原稿書いて、読みなおすと、な~んだこれ「成注」だなあ、なんて気がつけばいいのですが、どこかに出てしまってから気がついても、もう後の祭り・・・。
あ、この「後の祭り」というのも、「成注」かもしれません。(^^;
こういうの困るんですよね、なかなかとっさには他に言い方が見つからないんですから・・・。