なるほどなあ

テーマ:よしなし事
 何を思ったのか、ふだんはほとんど読まない日経新聞などパラパラ見ていたら、下のほうに「お口の恋人」「あなたのコンビニ」「ココロも満タンに」といった、企業のキャッチコピーというか、コマーシャルで企業名の前に付けられる言葉がならんでいました。

 これらはみな一般の人がその言葉から企業名を正しく答えられた、いわゆる優れた言葉なんだそうですが、たしかに簡潔で、その言葉だけで商品名がわかったり、社名もぱっと思い浮かびます。

 逆に、どういうのがダメかというと、いろいろ詰め込み過ぎて長くなったものとか、英語だそうですね。
 あまりに長いものは、もう言うまでもありませんが、英語というのは気をつけないといけません。
 
 言葉の響きのカッコよさやセンスがいいような印象があり、ふだんの会話などでもつい使ってしまうことがあります。
 本人はわかっているつもりでも、聞かされるほうは全然わからない・・・。

 また、日本では英語として見られても、英語を母国語とする人から見ると、絶対おかしいという場合もあるようです。
 今もあるかもしれませんが、「For Beautiful Human Life」というのがありましたが、これはイギリス人やアメリカ人から見ると、言葉として全然意味がないんだそうですね。

 だいぶ前ですけど、カタカナ用語を多用する人たちと仕事をしたことがありました。
トレーサビリティーとかコンセンサスとかアドホックとかコンテンツとか・・・もう、聞いているだけで眠くなります。

 「あ、あのう、できたら日本語でやっていただけませんか?」

 そう言いたいのをぐっとこらえ、そういうことをよく口にされる某代理店の人たちやスポンサー、エライさんなどが後ろで見学(監視)している中、ひとりで作業をするという、地獄のような仕事もありましたなあ・・・。

 あ、そうそう、日経新聞の記事です。
そういった横文字も長口上も、送り手の背伸びが透けて見える、ということですが、確かに言えてますね。

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