母校へ行く

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本日は私の母校「滋賀大学」へ行きました。滋賀大のOB会は「陵水会」と名乗っておりまして、この会の下部組織として湖北長浜支部があり、数年前からこの支部のお世話をしております。毎年この時期に会報を発刊しております。前回の理事会で今回の会報は「学長と学部長との対談記事を記載しよう」ということになり、支部長Kさんのセッティングで本日の対談が実現しました。

参加いただいたのは、滋賀大学長・経済学部長・湖北長浜支部からS支部長以下3名です。対談内容は、支部長の性格からかなりアカデミックなものとなり、世界経済の話題・リスクマネージメント・日本企業としての経営理念などです。(話が難しすぎてついてくけません。)

母校の前身は「彦根高商」という名前です。その当時の建学理念が「士魂商才」との四文字です。「現在この精神が薄らいできた。」と学長が嘆いておられました。その一例として、「最近10年間商社に就職する卒業生が一人もいない。公務員や銀行など安定した職を求めすぎている。」との事でした。

同席した支部会員のK氏は現在滋賀大学に勤務し就職活動の担当をしておられます。「優秀な学生に商社への就職を提案するのですが、彼らは商社の仕事がハードであるイメージからか、敬遠しがちである。昨年も商社にピッタリの学生がいたので、強力に推薦してみたが、最終的にトヨタに入社してしまった。」との話である。

私が大学卒業した時代(もう30年以上昔です)は、「商社勤務は花形」でありまして、優秀な人間がこぞって伊藤忠商事・三菱商事などに入社したのですが、時代の変遷を感じてしまいました。

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