香りの小道

昨日から博覧会長浜会場前で「空缶カブト」の展示を開始しました。

当初は道路の中央に展示をする予定でしたが、「このカブトは甲冑のくせに風に弱い」との思わぬ弱点が発覚しまして、急きょパウビルの軒下に移動しました。



午後からの展示でありましたが、本当に追大勢のお客様が戦国英雄になりきって記念撮影をされておられました。本日は風がおさまれば路上に展示したいと思っています。

特に風に弱かった｢弱虫カブト」はこの２体です。




大河ドラマ「巧妙が辻」に登場した山内一豊のカブトですが、後頭部に付いている大きな御幣が風を受けて飛ばされそう…



豊臣秀吉のカブトですが形から想像できるように、やはり風に耐え切れません。さらには、途中で中心部の飾りが折れてしまって、即修理。「関白なのに最も弱虫カブト」です。

さらに次の２体も乱れ髪です。



加賀百万石･前田利家のカブトです。周囲についている白髪が風になびいて乱れました。

もっとひどいのが



風林火山でおなじみ･武田信玄のカブトです。全面が白髪で覆われておりまして白髪が乱れて撤収時に見たら、「すごいことに」なってしまいました。

この２体のカブトの白髪は要検討です。

今日も展示をします。見に来てください。

昨年このブログで何回か投稿しましたが、アルミ缶で戦国武将のカブトを作ってきました。これは地方新聞でも紹介していただき、結構話題となっておりましたが、昨年の「ゆかた祭り」のときにすべて来場者にプレゼントしてしまいました。

その後、｢戦国英雄コンテスト」「正月の餅つきイベント」などで五体のカブトを作っておりましたが、今回さらに増産いたしました。明日から三姉妹博覧会の長浜会場前で展示をしようと思っています。

「来場者に自由にかぶって頂き、記念写真を撮ってもらおう」との思いです。

作りましたカブトは全てこれまでのＮＨＫ大河ドラマに登場した武将のものです。せっかくですので何体か紹介します。

記念すべき大河ドラマ第1作は「花の生涯」井伊直弼です。



「井伊の赤揃え」とも称され、全身が真紅の色であるのが特徴です。そこで長浜商工会議所のＴさんから頂いた「赤いえびすビール」の空缶を利用して赤い兜を作りました。



ところで、「大河ドラマは1月から放送が始まるもの」と思っていたのですが、「花の生涯」は昭和38年4月からに放送開始されています。ちなみに主な出演者は　尾上松緑さん・佐田啓二さん・嵐勘十郎さん・淡島千景さんなどです。　　古いですね。

遅くなりましたので他のカブトは後日紹介します。
　

本日、名古屋の｢中京テレビ」の取材がありました。番組名は「ＰＳ：誘っていいとも！滋賀編」です。

本日ご来店頂きましたのは、柴田理恵さん・ピーターさん･加藤晴彦さん・ＳＨＩＨＯさんの４名です。当初の打合せでは、加藤さん以外の３名の女性に家内がオーデコロンを作り、加藤さんがその感想を述べる。家内が調香している間に私が作った「空き缶カブト」に驚いた加藤さんと盛り上がる……と言うような内容でした。

そこに問題が一つ発生しました。この番組のスポンサーが｢アサヒビール｣でありましたが、私の作ったカブト（現在8体あります）は、偶然にもキリン･サッポロ・サントリーの空き缶でして、アサヒブランドのものがありません。そこでスーパードライの空き缶を調達してきて「上杉謙信」を作りました。



しかし残念ながらカブトについてタレントさんとやり取りすることはなく、空振りとなってしまいました。

今日の撮影中にアクシデントがありまして、何と途中でカメラのバッテリー不調です。一瞬緊張感が漂います。カメラマンがバッテリーを交換する間収録中止となり、家内と二人で来訪されたタレントさんたちと談笑しておりました。
皆さん気さくにお話して下さいまして、とても好印象です。柴田さんや加藤さんは「ご迷惑を掛けてすいませんね」等と気を使ってくださいますし。加藤さんが「今度は私たちのバッテリーが切れるかも？」との言葉にかぶせるように「大丈夫！だって私たちはゼンマイ仕掛けだから」と冗談を話すピーターさん。緊張感が一気に和らぎます。

収録後は、皆さんそれぞれに「お世話になりました」「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げて次のロケ現場に行かれました。

何度か取材を受けた経験はありますが、このように主演者から丁重なお礼を頂くのは始めての経験です。とても爽やかな気分になり、一度にこの4人のファンになってしまいました。

番組は五月一日放映です。でも中京ＴＶは長浜では見られません。残念！！