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アンパンマンミュージアム

テーマ:ブログ
先日の横浜旅行で「アンパンマンミュージアム」に立ち寄ってみました。その名の通り、子供たちに大人気のアンパンマンをテーマとしたミュージアムです。ちょうど訪れた日が日曜日と言うことで、多くの家族連れで賑わっておりました。第一印象は「私のような中年のオッサンが行くところではない」と言う確信です。しかし、来てしまったものはしかたがないので、施設の中をウロウロしていましたところ、数あるミュージアムショップの中でも一際賑わっている店を見つけました。

アンパンマン1

その名も「ジャムおじさんのパン工場」です。ご存知の方は多いと思いますが、ジャムおじさんとはアンパンマンを始めこのお話に登場する多彩なキャラクターを作ったパン屋さんです。

店に入るとアンパンマンに登場する仲間たちの顔をかたどったパンが多数売られています。そして、たくさんのお客さんがこれらのパンをトレイに乗せている光景が目に止まりました。その時突然カランカランとベルが鳴り響き一人の美人スタッフが大きなトレイの片手に「アンパンマンの新しい顔できたよー」と大きな声で叫びます。
すると、その場に居た大勢のお客様がこのトレイに群がります。つい衝動に駆られて、私もその群れに加わっていました。
すぐに、またカランカラン「赤ちゃんマンの新しい顔できたよー」の声が聞こえてきます。そんなことが繰り返されて、いつの間にか4個のパンを皿に乗せた私は、レジの行列に並んでいました。

アンパンマン3
アンパンマン2

行列の間も店には「カレーパンマンの新しい顔できたよー」「メロンパンナちゃんの顔できたよー」などの声が響き渡っています。ここは冷静に「そんなに買っても食べきれない。今夜は中華街に行こうと決めているのだから」

私の会計の番が回ってきました。

「合計1200円になります。」

「えー!こんな小さなパンが一つ300円もするの。うそー!!」と内心叫びながら、支払いをしました。

長浜のアンパンマンさんの顔が目に浮かび「かどやさんで1200円使ったら、食べきれないくらい変えたのに」ミーハーな自分を反省しました。

「さくら」の香り始めました

テーマ:羽淵商店
先日のブログで紹介した横浜一泊旅行から帰宅した翌日から、さくらの香るオーデコロンの販売を開始しました。

この香りは本年初めてチャレンジする香りです。例年春の訪れを感じるこの時期、
「桜の香りはありませんか?」とのお問い合わせを多数受けます。
「申し訳ありませんが、取り扱っておりません。」幾度と無く同じ返事を繰り返してきました。その都度「一度調香してみよう」と思うのですが、なかなか思いどうりになりませんでした。ようやく納得のできる香りに巡り会いましたので、販売開始を決意したものです。

桜のコロン


ところで、桜は日本人にとって特別の植物であると思いませんか?

日本の代表する桜の名所を集めた「桜百選 」というものがあります。これは、(財)日本さくらの会が1990年に、全国の自治体から推薦のあった279カ所のうち、特に優れた名所を選定したものです。ここ湖北地方では、海津大崎の桜と長浜豊公園の桜が選ばれました。共に大変立派な桜の名所でありますし、満開時期ともなりますと大勢の花見客で大混雑します。もちろん、この百選に選定されなかった名所も数多くあるわけでして、本来桜の花は日本人の生活に密着した植物であった筈です。これは入学・卒業あるいは就職などの人生の転機と桜の開花が時を同じくしたため、特に記憶に残ることになり、特別の存在となったと思われます。その意味において、誰もが自分の思い出の桜を持っているのではないでしょうか。また、私個人としては「市役所の桜」が思い出の桜となっています。中学校に入学する時、見事に満開となった桜の下を歩いて入学式に向かった光景が何故か脳裏に焼きついてるからです。

今回の香りは、ほのかな甘い桜の香りに爽やかでビターなシトラスがアクセントのオーデコロンです。
ひらひらと舞い散る桜の花びらからやわらかく広がる甘い春の香りが、懐かしい思い出を呼び覚まします。

ポンポン丸を買いました

テーマ:ブログ
突然きれいな夜景が見たくなって、15日.16日の二日間夫婦で横浜一泊旅行に行きました。宿泊したのは「横浜ランドマークタワービルの68階です。このビルは270mぐらいの高さがあり、その中でも客室としては最上階にあるということでした。ホテルの従業員の話では「曇っていると、この部屋は雲の中に入ってしまい、眺望が良くない。」と言うことです。お陰さまで天候は快晴。遠く東京タワーまで見渡せるとてつもなくきれいな夜景でした。
ranndoma-kutawa-

せっかく横浜まで来たのですから、TVの「なんでも鑑定団」でおなじみの北原照久氏が館長を勤める「ブリキのおもちゃ博物館」に立ち寄りました。少し手狭な空間に、かつての日本の花形輸出産業であったブリキのおもちゃがぎっしりと陳列したありました。

まだ私が子供の頃、遊んだことがあるおもちゃ・お向かいの玩具店(たいや様)で見たとこがあるおもちゃ・忘れかけていたキャラクター(のらくろ・ロボット三等兵・鉄腕アトム等)……懐かしい記憶がよみがえります。

帰りに、ミュージアムショップでこんなものを見つけて買ってしまいました。

ポンポン1

この船は「ポンポン丸」です。昔「たいや様」で売っていた記憶が少しだけ残っています。箱を開けるとブリキの船の他にストロー・ろうそく・ろうそくの受け皿が入っています。

ポンポン2

遊ぶ方は、先ずストローを使って船の後部の管から水を吹き入れます。次にろうそくに火をつけて船の中心部に寝かせて差し込み、洗面器の水にうかべます。すると、先ほど吹き入れた水が蒸発して水蒸気となり、船の後部の管から出ています。この管は水中にあるため、噴出す水蒸気が推進力となり舟が前に動くという仕組みです。このとき、船内の水タンクの圧力が一時的に下がり冷水を吸い込みますので、ブリキのタンクがポンポンという音を鳴らします。

説明するのが難しいので、気になる人は羽淵商店まで見に来て下さい。

博物館のスタッフの方の説明では、「たまたま、これを製造していたおもちゃ工場に型が残っていたので、復刻製造が出来た物である」と言うことでした。

ストリートミュージアム入れ替え

テーマ:羽淵商店
「長浜お雛さまめぐり」が昨日終了いたしました。この間当店のストリートミュージアムには、コップで作った雛人形が展示してありましたが、昨日これを撤去して、曳山まつり関連の展示に致しました。今回展示物は、明治三十三年と三十四年に常盤山で実際に使用された子供歌舞伎の台本です。当店は翁山伊部町組のエリアであるにも関わらず、何ゆえに常磐山の台本があったのかは不明であります。とにかく、以前蔵の整理を行なっていた際に偶然に発見した台本であります。

歌舞伎台本

この中でも特に興味深いのは、明治三十四年の子供歌舞伎台本「播州皿屋敷 鉄山館の段」です。

播州皿屋敷は有名な怪談です。台本の状態では中の内容が読めませんので、全文をコピーしてパネルを作成し、壁面に貼り付けました。昔の方の手書きで少し読みづらいかも知れませんが、それも資料に重みが出ている感じです。

この話は、菊という女中が主家秘蔵の皿を破損して惨殺され、その亡霊が現われて皿の枚数を悲しげに数えると言う巷説です。今回展示した台本の場面は、主人の鉄山がお菊に皿を数えさせ、数が足りない事を理由に殺害する段です。また、台本の後半には「一枚、二枚、三枚……」と数を読む お馴染みの場面も出てきます。

この台本の末尾に記載される子供役者の紹介からは、浅井町の野瀬や岐阜県の垂井から借り役者を迎え入れた事が伺えます。

すっきり

テーマ:ブログ
昨年の6月から始まっていた「四居家復元工事」が完成間近です。長期にわたって建物を取り囲んでいた足場が先日撤去されました。実は、隣に住む者として、この足場がうっとうしくて、取り除かれる日を待ち望んでいたのです。
四居家足場撤去

いずれにせよ、建物の全貌が現れて以前の美しい町並みを取り戻しました。この建物は私ども博物館通りの景観構築の機軸としてファサードでして「これに合わせて近隣の建物のデザインを考えた」と言っても過言ではありません。足場が撤去された今では、正面に「パッタン床机」も取り付けられ、内装の工事が遅くまで行なわれています。
オープンまでもう少しです。
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曳山博物館入口から北へ20mの位置にある羽淵商店で、手づくりオーデコロンの販売をしております。

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