香りの小道

先日ブログで報告しましたように、３月２０日はプレミアム商品券の販売日でありました。私も９時から３時まで「まちづくり役場さん」で販売のお手伝いをしておりました。

当初この商品券事業の主催団体であります商工会議所さんは「長蛇の行列ができて、大混乱になる。」との予想を立てておられまして、行列整理のためにシルバー人材センターから各会場に２名づつ警備要員を配置し、バリケードや「最後尾はこちら」と書いたプラカードまで準備されておられました。



しかし、販売開始時の１０時には１０数名程度の行列ができましたが、その後は購入者もパラパラです。私の仕事もほとんどなく、商店街からもう一人派遣されていたK書店さんと終始無駄話をして終わってしまいました。話題はたまたま目に付いたカレンダーに書かれていた数字です。

「へぇ～今年は大正１００年になるんだって。」
「本当だ！何か面白いイベントができそうですね！」

そんなことはどうでもいいのですが。最終的に「まちづくり役場売り場」では約２００冊の販売にとどまり、予定数量２４００冊を大きく下回ってしまいました。次回は２５日に販売ですが、とても完売には程遠い結果たなりそうです。

「皆さん、買ってくれーーーー！！！」

ちなみに私は１０冊購入して、康太君の初節句お祝いの五月人形代金を支払いに行きました。

先週３月１５日・１６日の両日は「全国商店街振興組合連合会」主催によります「都道府県振連役員研修会」が東京にて開催される予定となっておりました。そして、私が滋賀県商店街振興組合連合会の代表として参加することも決まっておりました。しかし当然のことながら、このたびの大震災のためこの会議は延期と決定しましました。

先日、「この会議を３月２５日に開催するので参加して下さい」との通知が舞い込みました。

「えっ！まだ余震が続いているし、計画停電で交通機関も100％機能していないのでは？被災された都道府県の代表者は来られるの？それに私が出席する会議は、後半の１時間３０分だけじゃないの？」

事務局に電話で問い合わせたところ、こんな返事が返ってきて唖然としています。

今回の会議は参加者が激減することは充分に承知しています。
しかし、平成２２年度の事業として予算化しているので何が何でも３月３１日までには事業消化をしなくてはなりません。
そこで、無理を承知で３月２５日に少人数でも開催しようと思っています。

「ふざけるな！そんな予算が余っているのなら少しでも被災地の送りなさい！」と思ったのですが、そんなことは言えずに「すんません。欠席します。」とだけ返事をしてしまいました。

年度末に発生した大災害です。お役所関係ではこんな不合理な事例は数多くあるのでしょうね。

ねむり博士さんのブログでもご紹介されていましたが、「江・浅井三姉妹霍乱会プレミアムお買い物券」が明日発売されます。



これは10000円で11000円のお買い物券＋博覧会入場券がゲットできます。市街地におきましては長浜倶楽部・まちづくり役場・商工会議所が販売所となっておりまして、その中で長浜倶楽部・まちづくり役場の２会場が私ども長浜商店街連盟の担当となります。販売日は２０日と２５日の両日ですが、各商店街から１名づつ人員を派遣することになっています。私は小心者理事長でありますので組合員さんに「行って下さい。」等と言うことができず、結果として私が執務することに致しました。

商店街が担当するこの二つの販売所だけは、さらに商店街連盟加盟店だけで使用できる｢１００円のお買い物券」も進呈することに致しました。（他の販売所で買うよりお得です。）

少しでも早く売り切って終わってしまいたいと思っていますので、購入を予定している方は、是非私が担当している「まちづくり役場」にお越し下さい。

昨日は、初孫の小町ちゃんの初節句のお祝いです。

長女の家に行きまして、先ずは雛人形の前で記念写真を撮りました。


先月ブログに投稿いたしましたが、この雛飾りは我が家に伝わる人形でして「私の母親誕生時に我が家にやってきたのではないか」と推察しています。約100年の時を経て、小町ちゃんが四代目の所有者となりました。

永らくこの人形を飾る機会がありませんでしたが、久しぶりに人形たちと再開いたしました。改めて見ると、上品な顔立ち・細やかな衣装の配色・雛道具の細部にわたる造り…「やはり歴史あるものはグッドです」

でも、この日の一番の雛人形は、やっぱりこれでした。



「小町ちゃんおめでとう。これからも私たちにハッピーを下さいね。」