香りの小道

本日の午後御来店された、男性のお客様から

「これ、いくらで売ってくれるの？」と指差されましたのがこれです。



何と、店の飾りにと三個ほど展示していました、アルミ缶で作ったキャップです。このブログでもご紹介いたしましたが、昨年の「ゆかた祭り」の時に10個ほど作りまして博物館通りのイベントで使用したものであります。

「これは売り物じゃないので…」と申し上げたのですが、

しかし、よほど気に入られたのか「どうしても、譲ってください。」との申し出に

「そこまで気に入って頂けたなら、差し上げますので、お持ち帰り下さい。」
と言うことになりました。

「それでは申し訳ないので、何か買ってゆきます。」と申されまして、
自然派石鹸や入浴剤などをお買い上げいただきました。

一緒に来られたもう一人の男性客も当然のようにキャップをかぶって同様の商品をレジに出されました。

こんな資源ゴミの再利用品でも売り上げに貢献できるのですね。

実は私、5月29日に満60歳の誕生日を迎えました。俗に還暦と称される年齢です。

先月5月8日には、仲の良い親戚が集まってお祝いの席を用意してくれました。五個荘にある「三木屋」という名の古民家でフランス料理を提供してくれるお店でして、完全予約制でしかも「一日に一組しか受け付けない」というとんでもない高級店です。うまかった！！

そして、今度は長女夫妻と次女夫妻がお祝いの旅行を企画してくれました……と言うことで、5日～6日は能登半島の和倉温泉一泊旅行にご招待頂きました。もちろん孫の小町ちゃん・康太君も一緒です。

宿では「おじいちゃんおめでとう！乾杯！」と8人一緒に食事です。バイキング形式の夕食と朝食ですが、非常においしかった！！

一緒に温泉に入浴するつもりで康太君と康太のパパの3人で大浴場に連れて行ったのですが、突然に泣き出してあわてて部屋に戻りました。

ヨチヨチと歩き出した小町ちゃんには、手を引っ張られてバイキング会場を何回もぐるぐると…

2日目は皆で能登島水族館に。
大きなジンベイザメを驚いたように見入る二人の孫たちの顔を見ると、自然と顔が緩みます。

今回の旅行にカメラは持っていったのですが、シャッターを切ることを忘れておりました。娘が撮影してくれた写真を見ると、やはり幸せそうに笑っている自分の顔が映っています。

今までに経験したことのない幸福感に満ち溢れた2日間を過ごして来ました。