香りの小道

　昨年の暮れに商店街で実施した健康診断の結果報告書が昨日届きました。やはり気になるのが、最近なにかと流行のメタボであります。

　私は50歳ぐらいまではガリガリに痩せていまして、体重は55ｋｇぐらいしかありませんでした。特に曳山まつりの裸参りの時の姿は大変みっともない体形でして、「少し太りたい。せめて60ｋｇぐらいには」等と常に考えていたものです。「寝る前に炭水化物を摂取すると太る。」との情報を聞いて、これを実行しても効果はありませんでした。「やはり、私は太れない体質なんだな」とあきらめていたのです。

　この自分がまさかメタボの心配をすることになろうとは、思いもよりませんでした。腹部の出っ張りが気になりだしたのは52～53歳のときぐらいでしょうか、最初の頃はこれで「少しは見られる体形になった。」などと喜んでいたのですが、この現象が止まりません。ズボンのサイズはどんどんと大きくなり、今回の検診で腹囲85.3ｃｍと危険領域に突入しました。

　今回の報告書では、「メタボリックシンドローム判定コメント」と書かれた欄があります。「メタボリックシンドロームではありません。予備軍手前です。」と喜んで良いのかどうか悩む、微妙なコメントが印刷してありました。