香りの小道

9月26日の油甚さんの記事で大手門通りと博物館通りの交差点における不可思議な通行規制の問題が論じられておりました。この日の取り締まりによる交通渋滞は「近江毎夕新聞」に掲載されまして話題となりました。

本日、別件で市役所観光振興課に行きましたところ、すぐに課長が私のところにやってきまして、この記事を見せてくれました。

「これ、どないなってるの？」と聞かれたので

この交差点は以前からこの状態が続いています。2年程前には商店街連盟から、この交差点を含めて市街地の数箇所の問題点を改善する要望書を提出していますが、その後返答がない。時期は忘れてしまいましたが、約10年程前には個人的に長浜警察署にこの問題の進言をしに行った事もあります。このときは結局警察の中をたらいまわしされて、担当者が変わるたびに同じ事を何回も話させられました。

と言う内容の愚痴をこぼしてきました。

「警察は問題を解決する手段が無いと言っているけど、どう思う？」と問いかけられたので

「簡単に解決できますよ。博物館通りの土日通行規制を解除すれば、すべて解決します。」

「なるほど、そうですね。警察にそう言っておきましょう。」

と言うことになりました。

果たしてどうなることやら。

昨夜は中秋の名月でした。しかし、ご存知のようにすごい雷雨でして、月を愛でる空模様ではありません。

実は、この夜は私個人として大変楽しみにしていた時間です。二人の孫を抱いて月に「健やかな成長をお祈りしよう」と決めていたからです。９月二日生まれの康太君は、まだ我が家で預かっておりますし、初孫の小町ちゃんも昨夜は泊まっておりました。

「明日はみんな一緒にお月見だ」と二人に言い聞かせておりましたのに、残念な天気です。仕方がないので部屋で記念写真です。



その時突然、次女の声が響きました。
「お月様が見えてる！！」

外に出てみると豪雨の合間を縫うように、雲を押しのけるように満月が空にぽっかりと浮いているじゃありませんか。
しばし、私と家内が二人の孫を抱いてみんなでお月見をしました。
幸せ幸せ

記録的な猛暑が続いた今年の夏。当店に進入する強烈な西日と果敢に戦って、防御してくれたのが、店頭に植えたゴーヤの葉でした。



緑のカーテンが日差しをさえぎると同時に、通行するお客様の目を引き「ゴーヤができてる！」「上手に植えてやるね！」と、店の間口いっぱいにツルを伸ばすゴーヤを見上げシャッターを切る観光の客様も数多くおられました。

そんな生命力旺盛な植物もさすがに葉が茶色くなり弱ってきましたので、昨日撤収いたしました。
「長い間ご苦労様でした。また来年もよろしくお願いします。」

ついでに建物の柱などの塗装がはげたところも塗りなおして、復元しました。



すべての作業が終わって第一印象が
「こんなに明るかったかな？」です。人間の記憶は不確かな物です。

羽淵商店の展示物はとにかく古いものが多いのです。看板･ポスター･引札等など昭和初期から明治時代のものまであります。



来店されたお客様からは「よく残ってましたね。」と驚嘆の声を聞かされます。

いつも「先祖代々ケチですので、物を捨てることをしないからです。」とお答えしています。

自分をふり返ってみると、今年何度もブログに投稿しているように「空き缶でかぶとを作ったり」「古い火鉢を改良してテーブルにしたり」というように、物を捨てる前にリサイクルを考える血筋を受け継いでいます。

少し前の話しになりますが、嫁いだ次女がこんなものを持ってきました。



「おからの賞味期限が切れそうになったので、ケーキにした。」と言うことです。

「この子にもシッカリ我が家の血が流れている」こ確信しました。
さて、今月誕生した孫の康太君。伝統の血は受け継いでくれたかな？

昨日は、次女と孫の康太君がH産婦人科医院を退院して帰ってきました。早速我が家でお祝いの小宴を催しました。

私たち夫婦のほかに娘の嫁ぎ先のご両親･もちろん初孫小町ちゃんの一家も参加しました。



この一年を振り返ると、昨年10月の母の葬儀に始まり、11月の次女の結婚式・12がつに神戸で行なった長女の結婚式・5月の初孫小町ちゃんの誕生そして今回の次女のお産･康太君の誕生。次から次に巻き起こる騒動で、本当に大騒ぎの一年間でした。

今回の康太君の誕生で、我が家に吹き荒れた一連の騒動も終息しそうです。忙しく慌しい一年間でしたがこの写真を見ると、こんなに家族が増えて幸せそうな顔をしている自分に満足しています。

この日は初めて小町ちゃん康太君のツーショット写真も撮れました。



「えーかげんにしなさい。」
と上方漫才のツッコミを入れているポーズが可愛い！！