香りの小道

10月22日のブログで夫婦で東北旅行してきた事を報告しましたが、その続編です。
今回の旅行は二泊三日でした。宿泊は二泊とも仙台のビジネスホテルとしました。せっかく長浜を離れたのですから、「二人で夜の街をウロウロしたい。」と思ったからです。「仙台と言えば牛タンだ！」初日の夕食はこれで決まりです。



仙台市内にたくさんの店舗を構える「伊達の牛タン」という店に行き、この店お薦めの牛タンセットを2人前オーダーしました。牛タンステーキ・テールスープ・麦飯・漬物のセットです。ガイドブックを見ると他の店でも同様の組み合わせが多いようです。しかも市内の牛タン専門店はとんでもない数です。

仙台では牛の舌と尻尾だけの料理をこんなにたくさん食べて、牛の真ん中の部分はどうなってしまうのだろう？どうでもいい心配が頭をよぎります。

後でわかったのですが、使用されているタン・テールの大部分は、オーストラリア・ニュージーランドからの輸入肉のようです。外国で見向きも去れない部位を安く輸入して名物料理となってしまうなんて、「地産地消」「フードマイレージ」最近よく耳にする「食の傾向に反しておるのでは」なんて考えるのは私だけでしょうか。

そんな事より「お味はどうだったか教えて」と言う声が聞こえそうですね。
味付けは「塩」と「たれ」の2種類でした。ミックスセットと言うのがありまして、それぞれ3切れづつついています。個人的には塩味のほうが口に合いましたが、やはり分厚いタンステーキは噛み切れず、年齢とともに弱ってきた小生の歯には負担が多すぎました。

私は焼肉食道園の薄い塩タンのほうが好き