虚構新聞
テーマ:よしなし事
2012/05/14 21:55
きょう、ネット上でこの「虚構新聞」という名前が踊っていましたね。
なんでも、この「新聞」の記事が、騒ぎになったんだそうです。
この新聞によると、「大阪の橋下市長がツイッターを小中学校で義務化か」みたいな内容だったようです。
詳しくはこちら。
これに、抗議が殺到したらしいのですが、そもそもこの「新聞」は、虚構・・・つまり、嘘だということがウリというか、簡単に言えばパロディーですよね。
でも、やはり真に受けて、いろいろ問い合わせもあったのでしょう、すぐお詫びのコメントも出ていました。
しかし、その「お詫び」も、おなじ「虚構新聞」上です。
【お詫び】本日付記事でネット界隈をお騒がせしたことをおわび申し上げます。現実にありえないことをお伝えするのが本紙のポリシーですが、今回非常に多くの方から「橋下氏ならやりかねない」と思われたのが最大の誤算でした。今後はもっと現実離れした虚構報道を心がけます。申し訳ありませんでした。
虚構新聞 5月14日より。
これは、「虚構」ではないのです。
ところで、最近よくメディア・リテラシーという言葉を目にするようになりました。
難しいカタカナ用語のひとつですが、現代はいろんなメディアから、膨大な量の情報が届きますが、その情報の中から、自分にとって必要なものを選び出し、その情報がはたして正しいものか、嘘のものかを判別して、利用したりする能力・・・というような意味らしいですね。
このメディア・リテラシーがちゃんと働いていれば、こんな「ツイッター義務化」などという情報をうのみにすることもなかったでしょう。
というか、そもそも「虚構」と名乗っているわけですから・・・。
怖いのは、虚構とは名乗っていない、いわゆるマスコミ、新聞テレビラジオなどですが、そういったメディアから出てくる情報も、すでにリテラシーを働かせる必要があるということです。
いま、マスコミは、本当に信頼のおけるニュースや記事、広告などを流しているでしょうか?
たとえば、さも科学的な根拠があるかのような言葉をつかった健康食品や器具、おまじない商品など、ショッピング番組には、いまだにあふれています。
ワイド番組やバラエティーでも同じです。
ヤラセのインタビューや、スポンサーにとって都合のよい統計だけを使った内容とか、まるで詐欺まがいの言葉を使った番組とか、まだまだよく目にします。
一番、リテラシーを働かさなければいけないのは、やはりニュースでしょう。
これがなかなか難しいですね。
我々にも手軽にできる方法は、同じニュースをいろんなマスコミで見ることではないでしょうか。
A新聞で読んだら、こんどはS新聞で同じ内容の記事を見る、さらにY新聞、M新聞・・・。
テレビだって同じです。
公共放送を見たら、こんどは民間放送を見る・・・。
なかなか難しいですけどね。
でも、そうしないと本当の姿が見えてこない。
某国のニュースなどを見ていると、まさにそれですね。
なんでも、この「新聞」の記事が、騒ぎになったんだそうです。
この新聞によると、「大阪の橋下市長がツイッターを小中学校で義務化か」みたいな内容だったようです。
詳しくはこちら。
これに、抗議が殺到したらしいのですが、そもそもこの「新聞」は、虚構・・・つまり、嘘だということがウリというか、簡単に言えばパロディーですよね。
でも、やはり真に受けて、いろいろ問い合わせもあったのでしょう、すぐお詫びのコメントも出ていました。
しかし、その「お詫び」も、おなじ「虚構新聞」上です。
【お詫び】本日付記事でネット界隈をお騒がせしたことをおわび申し上げます。現実にありえないことをお伝えするのが本紙のポリシーですが、今回非常に多くの方から「橋下氏ならやりかねない」と思われたのが最大の誤算でした。今後はもっと現実離れした虚構報道を心がけます。申し訳ありませんでした。
虚構新聞 5月14日より。
これは、「虚構」ではないのです。
ところで、最近よくメディア・リテラシーという言葉を目にするようになりました。
難しいカタカナ用語のひとつですが、現代はいろんなメディアから、膨大な量の情報が届きますが、その情報の中から、自分にとって必要なものを選び出し、その情報がはたして正しいものか、嘘のものかを判別して、利用したりする能力・・・というような意味らしいですね。
このメディア・リテラシーがちゃんと働いていれば、こんな「ツイッター義務化」などという情報をうのみにすることもなかったでしょう。
というか、そもそも「虚構」と名乗っているわけですから・・・。
怖いのは、虚構とは名乗っていない、いわゆるマスコミ、新聞テレビラジオなどですが、そういったメディアから出てくる情報も、すでにリテラシーを働かせる必要があるということです。
いま、マスコミは、本当に信頼のおけるニュースや記事、広告などを流しているでしょうか?
たとえば、さも科学的な根拠があるかのような言葉をつかった健康食品や器具、おまじない商品など、ショッピング番組には、いまだにあふれています。
ワイド番組やバラエティーでも同じです。
ヤラセのインタビューや、スポンサーにとって都合のよい統計だけを使った内容とか、まるで詐欺まがいの言葉を使った番組とか、まだまだよく目にします。
一番、リテラシーを働かさなければいけないのは、やはりニュースでしょう。
これがなかなか難しいですね。
我々にも手軽にできる方法は、同じニュースをいろんなマスコミで見ることではないでしょうか。
A新聞で読んだら、こんどはS新聞で同じ内容の記事を見る、さらにY新聞、M新聞・・・。
テレビだって同じです。
公共放送を見たら、こんどは民間放送を見る・・・。
なかなか難しいですけどね。
でも、そうしないと本当の姿が見えてこない。
某国のニュースなどを見ていると、まさにそれですね。