インタビュー

テーマ:よしなし事
 けさコーヒーを飲みながら、朝日新聞を見ていると、日本テレビの報道番組で、ある会社の経営者の親族を、一般消費者としてインタビューしていた、という記事がありました。
 つまり、要するにヤラセのインタビューだったわけですよね、簡単に言えば。

 これは日本テレビの報道番組で、水道水に関する話題で「水道水は不安なので、買って飲んでいる・・・」というインタビューが、一般消費者ではなく、ある飲料水関連企業の親族・・・つまり、ペットボトル水の企業でしょう、その親族だった、というわけです。

 これはこれで、もう分かってしまったので今さらという気もいたしますが、こういったテレビのインタビューって、いったいどれくらい信用できるでしょう?
 どの放送局でもやってますが、なかにはバラエティーなどで面白い答えをされている「一般人」がいますよね。

 さあ、あんな面白い「答え」は、どうやって収録するのか・・・。
まず、街頭に出て、その辺を歩いている人にインタビューしてみましょう。
 テレビで見るように、一般の人があんなに簡単に答えてくれるでしょうか?

 有名タレントが直接街頭に出てマイクを向けるのなら多くの人が答えてくれるでしょう。
そうではなく、たとえば普通のスタッフだったら・・・。
 そんなに答えてくれることはありません。

 でも、番組では、びっくりするような面白い答えとか、なるほど!と感動するような答えとかが次々と出てきます。
 あんなに面白い「答え」をピックアップするのですから、いったいどれくらいの数のインタビューをしているのやら・・・。
 
 そのへんを歩いている人を見て、「そうだ、あの人に聴いてみよう」といって、近づきマイクを向ける・・・そういうシーンも、よく見ます。
 でも、それで断られたシーンは見たことがありませんが、たぶんいっぱいあるんでしょうね。

 答えてくれたとしても、番組では使えないような話だったり、ヤバイひとだったり、収録した後に「使わないでくれ」と電話してきたり、そういう人もきっといるはずです。
 でも、番組ではあのように面白い・・・。

 収録インタビューでさえこれですから、生放送でやろうとすると・・・。
これは大変です。
 いったい、どういうふうにしているんでしょう。
(>_<) 

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