ドラフター

テーマ:よしなし事
 tossanの記事を読んでいたら、学生時代のアルバイトを思い出しました。
バリバリの文系で、製図なんてまったく関係ないのに、なんと電気の配線図を描く仕事をしたことがあります。
 
 工学部の友人からアルバイトに行かないかという誘いを受け、行ってみるとなんと設計関係の会社じゃないですか・・・。
 何をするんだろうと思っていると、いきなり製図室に入れられ、配線図を描くというのです。

 「あ、あのうオレ文系で、製図なんてやったことないんですけど・・・」
 「大丈夫、そんなに複雑なものではないし、後でチェックが何重にもあるから・・・」
 「はあ・・・」

 その部屋にあったのが、ずらっと並ぶドラフターでした。
おお!カッコイイ!
 なんか、専門家みたいじゃないですか!

 製図といえば、中学校の技術家庭で習ったT定規しか知らないのに、いきなり最先端の(と当時は思った)文明の利器を前にして、ちょっと嬉しくなってしまいました。
 そして簡単な使い方を習い、いざ・・・。

 「おお~!楽チン楽チン」
 「な~るほど・・・」

 などといいながら、ある施設の電気配線図を書いていきました。

 256B-12C、789H-23
 
 たしか、そんなような数字の表があって、それをもとに、すでに枠の書かれた部分を線でつないでいくのです。
 途中に電源スイッチとか、ブレーカーとかあったような気がします。

 「大丈夫かなあ、こんな俺が書いてショートしないだろうか」

 そんな思いもちらほら・・・。
でも、その仕事は1週間くらいでしたが、ドラフターのおかげで、終わりのころには一見専門家みたいな線が弾けるようになりました。

 しかし、製図なんて言う大事な仕事を、素人しかも文系の学生にさせるんですから驚きますよね。
 そのころはよっぽど人手が足りなかったんでしょう。

 あ、そうそうその仕事の時の話題で、また一つ思い出しました。
それは次回、乞うご期待。
 (^^)

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