伴奏

テーマ:よしなし事
 そろそろ忘年会のシーズンですね。
ひととおり飲んだ後、よし今度はカラオケだ!などといって2次会に繰り出すかたもいたりして・・・。
 個人的には、カラオケはそれほど好きではないというか、苦手なほうです。
もう何年も行ったことはありません。

 学生時代には、もちろんまだカラオケ・ボックスどころか、スナックなどで客が歌うための8トラックのカセットを入れるやつもふくめ、まだありませんでした。
 あれが出てきたのは、75、6年ごろですよね。

 それまでは友達同士が集まって酒を飲んだりするとき、歌の伴奏はたいてい誰かの持っているギターでした。
 下宿(今もあるのかな?)で、近所の迷惑も考えず、ギターを弾きながらワイワイとやっていたのです。(^^;
 その伴奏なんですが、上手な人になると、歌う人のキー(調)にあわせ、コードも変えて弾ける人がいました。

 このキー・チェンジ、カラオケならボタン一つでできますが、ギターだとちょっと厄介です。
 たとえば、歌がAm(エーマイナー、イ単調)だったとして、そのキーでは高すぎたりすると、キーをEm(イーマイナー、ホ短調)あたりまで下げる必要があります。
 とすると、その歌に出てくるコードすべてを同じように下げなければなりません。
これは意外にむずかしいものです。

 でも、なかには歌う人のキーに合わせて、途中でも瞬間的にキー・チェンジが出来る人がいました。
 ものすごい音痴のやつがいて、メロディーが途中から上がったり下がったりするのですが、それにあわせて伴奏も瞬間的に変えていくのです。
 これはなかなかできません。(^^)

 油甚さんのブログに出てきたアコーディオン奏者の横森良造さんは、その名手だったんじゃないでしょうか。
 いや、のど自慢番組などで伴奏から外れてしまった人の唄を元のキーに戻す名手、でしたね。 

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