スーパーカー

テーマ:よしなし事
 いまから30年以上前、スーパーカーブームというのがありました。
マンガの影響もあって、当時の男の子が夢中になったのです。
 残念ながら、私はすでに20代後半から30代でしたが、クルマには全く興味がなく、免許も持っていませんでした。

 でも、国道などで、珍しい外国車が走って来ると、ベンツだポルシェだフェラーリだ、などといって子供たちが駆け寄っていた記憶があります。
 
 そのスーパーカーですが、よく昆虫にたとえられますね。
形がカッコイイというのもありますが、希少価値というんでしょうか、めったに見られないものという意味で、たとえばカブトムシはベンツで、オオクワガタがポルシェ、このオニヤンマなどはなかなか捕まえられなかったこともあって、ランボルギーニだとか・・・。

 このオニヤンマ、道路に落ちていたのですが、まだ動いています。
 でも、飛べません。
 クルマにでもぶつかって、気を失ったのかもしれません。

 あ、今ごろ気がついた、カブトムシはベンツじゃないですね、フォルクスワーゲンでした。
 失礼しました。

 

てっぺんのトマト

テーマ:よしなし事
 むかし柿の木のてっぺんは、鳥のために必ず残しておくものだ、全部採ってしまわないように、って言われましたよね。
 子供心にも、なるほど~、なんて感心したものですが、こういうのはどうすべきでしょうね?

 ことしもたくさんできて、いっぱい食べさせていただきました。
 まだ冷蔵庫にたまっております。
 (^_^;)
 ことしは5段めで終わるように、いちばん上は切り取っていましたが、いよいよ最後のひとつになりました。
 まえは、よくカラスに横取りされましたが、最近は家の周りは少なくなったのか、網をかぶせなくても被害はなくなりました。
 
 しかし、昔の人はやさしいですね。
トマトじゃないけど全部収穫せずに鳥のためにひとつ残せ、なんて。
 でも、これと関係があるかどうかは分かりませんが、田んぼの稲を全部刈りとるんじゃなくて、かならず少しだけ借り残すこともあったように記憶しています。
 これは、鳥のためではなく、むかしは身分制度などのためにじゅうぶんに食べられない人がいました。
 そういう人のために、残しておくんだとか・・・。

 美術の時間でも習った、ミレーの名画「落ち穂拾い」おぼえているでしょうか?
 夕陽の中、3人の農夫(農婦?)が落ち穂を拾っている、あの絵です。
あれは、もったいないからというより、じつは昔の日本と同じで、身分制度などでじゅうぶんな食料を得ることのできない人たちが、畑に残った麦を拾っている、そんな風景です。
 ヨーロッパでも、やはり穀物をすべて刈りとるのではなく残しておく、そんな文化があったんですね。

 さて、このトマトはどうしましょうか?
鳥のために残しておくべきか・・・といっても、もうカラスもやってこないし、このあとに大根の種を蒔くので、早く引いてしまわないといけません。
 もう2,3日完熟するまで放置して、カラスなどに盗られなければ食べることにしましょう。

 

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