役不足と力不足

テーマ:よしなし事
 よく間違えて使われている言葉のひとつに、役不足がありますね。
何かを頼まれた時などに、「私には役不足ですから・・・」などと言って、断るケースです。
 ちょっと考えればわかることですが、「役不足」というのは、ベテラン俳優などが主役ではなく通行人などのチョイ役、端役で出ることです。
 その俳優の実力、格に対して、役のほうが足らないよ、ということです。
 
 つまり「私には役不足で・・・」は、自分はベテランなのにそんな軽い役ですか、という意味になってしまいます。
 たぶん、私にはそんな実力はありませんと言いたいのでしょうが、意味はまるで逆ですね。

 それをいうなら「私には力不足で・・・」と言わなければなりません。
でも、いまテレビでもインタビューなどで間違って使っているシーンをよく見ます。
 いくら素人でも、それくらいは教えてあげたほうがいいような気がしますね。

 というか、ひょっとするとインタビュアーもディレクターも、そのことを知らないのかもしれません。
 それはもっとまずいですよね。

 というわけで、私がなんとアコースティックギターの坂元昭二さんのオープニングアクトをやれとのことですが、これは完全に役・・・じゃなく力不足でしょう。
 清水さんや、そのほかの若いイケメンミュージシャンとか、きれいな女性のアーティストに登場していただかないと・・・。
 私は、その付け添え、ということで。(^_^;)
そこのところ、なにとぞよろしくお願いいたします。

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