うのはな
テーマ:花と音楽
2013/06/02 10:18
有名な唱歌「夏は来ぬ」この季節になると、とくにNHKのラジオからは必ず流れてくる歌のひとつですが、もう学校でも歌わないのでしょうか?
でも、この格調高い歌詞は、なかなか難しいですね。
ところで、この歌詞を見ていて、なんか違うんじゃないかと思ったことありませんか?
たとえば、最初に出てくる「卯の花の匂う垣根に~」のところです。
卯の花というのは、いままさにあちこちに咲いている白い花ですね。
これだと思うのですが、「うつぎ」という植物です。
でも、この花は全然匂いがしません。
しいて言えば、青臭いような野生の匂いです。
それと、時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて、忍音(しのびね)もらす~。
忍音なんていうと、そ~っとというか、そんなイメージですが、実際のホトトギスの声は「テッペンカケタカ」というような、けたたましい鳴き声です。
そこで、調べてみると、この歌詞で使われている「匂う」というのは、香りのほうの匂うというより、昔は美しく見えることも「匂う」と表現したそうで、それを歌詞に使ったようです。
それから「忍音」は、若い鳥のあんまり上手ではない鳴き方だそうで、ホトトギスと忍音は万葉集に組み合わせとして出てくるようです。
このあたり、なかなか深いですね。(^^♪
でも、この格調高い歌詞は、なかなか難しいですね。
ところで、この歌詞を見ていて、なんか違うんじゃないかと思ったことありませんか?
たとえば、最初に出てくる「卯の花の匂う垣根に~」のところです。
卯の花というのは、いままさにあちこちに咲いている白い花ですね。
これだと思うのですが、「うつぎ」という植物です。
でも、この花は全然匂いがしません。
しいて言えば、青臭いような野生の匂いです。
それと、時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて、忍音(しのびね)もらす~。
忍音なんていうと、そ~っとというか、そんなイメージですが、実際のホトトギスの声は「テッペンカケタカ」というような、けたたましい鳴き声です。
そこで、調べてみると、この歌詞で使われている「匂う」というのは、香りのほうの匂うというより、昔は美しく見えることも「匂う」と表現したそうで、それを歌詞に使ったようです。
それから「忍音」は、若い鳥のあんまり上手ではない鳴き方だそうで、ホトトギスと忍音は万葉集に組み合わせとして出てくるようです。
このあたり、なかなか深いですね。(^^♪