四半世紀

テーマ:よしなし事
 このシーズンになるとテレビで必ず放送される映画「私をスキーに連れてって」さっきまでBSで見ていたのですが、この映画ももう25年も前になるんですよね。
 四半世紀、やっぱり時代は変わりましたね。

 映画の中で印象的に使われていた、カセットテープ、防水カメラ、トランシーバ(アマチュア無線)・・・もうほとんど見かけません。
 そもそもスキーもボードにとって代わられ、ゲレンデでは主役の座から下ろされそうな感じです。

 それはそうと、この映画ですが、細かく見ているとやっぱり突っ込みどころいっぱいというか、監督はあのホイチョイの馬場さんですが、いわゆる映画監督としては失礼ながら素人でした。
 でも、当時そのほかの有名監督が作った映画よりはるかに多くの観客を集めました。

 見ていると、当時のもっと本格的な芸術映画よりあの時代の空気がぎゅうぎゅうに詰め込まれているような気がします。
 この映画「私を~」のもとになった本「見栄講座」「気まぐれコンセプト」などもそうですが、そのもう少し前の「なんとなくクリスタル」(田中康夫)とか、雑誌のポパイ、ホットドッグプレス・・・でしたっけ?
 そういったマニュアルで「勉強」しないと、あの頃の男の子はいわゆる「JJ」とか「CANCAN」などで武装している女の子に立ち向かっていけませんでした。

 スキーやテニスなどを本格的に練習すれば、そりゃ上手になりますが、そんなのはダサい・・・それより、もっと手軽に、どういうものを買い、どういう恰好をし、どんなものを食べ、どういう行動をとれば女の子にもてるか、それを真剣に考えたのがあの時代でした。

 そんな時代を10代後半から20代にすごした人も、もう40代から50代・・・。
今から考えると、恥ずかしいことばっかりやっていたんですね。
 え?やってなかったって?

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