台風はどうしたの?

テーマ:よしなし事
 ここのところ何年か台風が来ていませんね。
昔は大きな台風が毎年のように来ていたような気がします。
 こどものころ一番覚えているのは、関西でも大きな被害の出た昭和36年の第2室戸台風です。
 昭和34年の伊勢湾台風は、なぜか記憶がありません。
第2室戸のときは、となりの家の瓦(かわら)が、強風にあおられ最初の一枚がパラッとめくれると、ペラペラっと紙のように何枚も飛んでいったの覚えています。
 我が家も、その当時は昔ながらのカヤ葺き屋根で、真ん中に大きな穴があいてしまいました。

 そのほか昔はたくさんの台風が上陸して、関西地方にも被害を与えましたが、最近はホントに少なくなりましたね。
 もちろん被害が少なくなったのは喜ばしいことですが、いつも来ていたものが来なくなるというのは、なんだか不気味です。
 
 台風で思い出すことというと、今頃の時期、山には自然の栗がちょうどはじける頃です。
 台風が通った後は、たくさんの実が落ちています。
台風一過、それを拾いに山に行くことが楽しみの一つでした。
 いまほどお菓子も、ゲームなどの遊びもなかったころ、栗はおいしいおやつで、それを拾うために道なき道を歩くのは、楽しい遊びになりました。
 当時は、猿やイノシシ、クマなどはまだ今ほど里に近くまでは来ていませんでしたから、子供だけでも気軽に山に遊びに行けたのです。

 そうそう台風一過という言葉も、いまでは台風一家と覚えている人も多いそうですが、これだけ台風が少なくなると、仕方ないのかもしれません。
 いや、漢字や四文字熟語は、ちゃんと覚えたほうがいいですね。

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