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ストリートミュージアム入れ替え

テーマ:羽淵商店
「長浜お雛さまめぐり」が昨日終了いたしました。この間当店のストリートミュージアムには、コップで作った雛人形が展示してありましたが、昨日これを撤去して、曳山まつり関連の展示に致しました。今回展示物は、明治三十三年と三十四年に常盤山で実際に使用された子供歌舞伎の台本です。当店は翁山伊部町組のエリアであるにも関わらず、何ゆえに常磐山の台本があったのかは不明であります。とにかく、以前蔵の整理を行なっていた際に偶然に発見した台本であります。

歌舞伎台本

この中でも特に興味深いのは、明治三十四年の子供歌舞伎台本「播州皿屋敷 鉄山館の段」です。

播州皿屋敷は有名な怪談です。台本の状態では中の内容が読めませんので、全文をコピーしてパネルを作成し、壁面に貼り付けました。昔の方の手書きで少し読みづらいかも知れませんが、それも資料に重みが出ている感じです。

この話は、菊という女中が主家秘蔵の皿を破損して惨殺され、その亡霊が現われて皿の枚数を悲しげに数えると言う巷説です。今回展示した台本の場面は、主人の鉄山がお菊に皿を数えさせ、数が足りない事を理由に殺害する段です。また、台本の後半には「一枚、二枚、三枚……」と数を読む お馴染みの場面も出てきます。

この台本の末尾に記載される子供役者の紹介からは、浅井町の野瀬や岐阜県の垂井から借り役者を迎え入れた事が伺えます。

満開や

テーマ:羽淵商店
店先に置いた白梅の花が満開になりました。

梅満開

毎年家の庭に咲く梅の枝を切ってきて店内に置きます。しかし、いつも花が咲いた時点で切ってくるので店に置いた時には既に散りかけの状態となっています。そこで、今年はまだつぼみが固い時に切ってきました。しかも、いつもより大きな枝を切りましたので、店内でなく店頭に置くことにしました。何に入れたら良いのか迷ったのですが、蔵に放置してあった味噌樽の中にバケツをいれて水をはり、これに枝を差すことにしました。

店先は南向きで日当たりもよく、絶好のコンディションだったので、見事に満開となりました。

先月のブログ投稿でご紹介しましたが、現在当店では「梅の香りのオーデコロン」を販売中です。店先の大きな梅の枝が丁度看板となり、売れ行きも好調です。

火鉢?

テーマ:羽淵商店
今日は店の事務室で使用している、来客用の机を紹介します。

火鉢机

これは約10年ほど前に自作した机なのです。
ベースとなっているのは、蔵の奥から見つけ出してきた「杉材で作られた古い火鉢」です。以前から布に包まれた物体が蔵の上段に置いてあったのは知っていたのですが、そのままでに放置してありました。ある日「これは何だろう」と少し気になって布をほどいてみたところ、大きな火鉢が出てきました。もちろん、かなり汚れていましたので粗大ゴミ扱いしていたのですが、ちょうど店のテーブルが「安っぽいので何とかして!」と家内に言われていた事を思い出しました。

「ひょっとすると何とかなるかも?」

いつものドケチ根性が顔を現しました。とりあえず丁寧に掃除して、磨きをかけて、中に入っている灰も捨てました。外枠は杉材ですが内側は全面に銅版が貼り付けてあるじゃないですか。

「かなり高級品だぞ!」

古いガラス陳列台を廃棄した時にそのガラスだけを残しておいたのを思い出して、火鉢の大きさに切ってもらってはめ込みました。

火鉢の中には灰のかわりに白い砂利を入れてみました。

「なにかが足りないぞ、アクセントにビー玉を散らしてみよう。」

事務室に置いてみると
「高さが低すぎるじゃないか。何とかしないと」となりまして、ここで初めてお金を使ってしまいました。

アヤハに行って組み立て式の台を買ってきて火鉢の下に入れました。

そして、完成したのが写真の火鉢型の机です。

ケチケチ作戦大成功でした。

早くも雛人形

テーマ:羽淵商店
私たち博物館通り商店街では、店舗のショーウィンドウを「ストリートミュージアムと名付け、単なる商品展示だけに終らぬように心がけております。当店のストリートミュージアムは、まだ正月飾りのままでした。「もういい加減入れ替えねば」と思い、「グラスで作った変り雛」に展示替えをしました。
ガラス雛
この雛人形は、以前に博物館通り商店街で企画した事業「ぶらり春の夢灯り見て歩き」を行った時、私が作ったものです。

どこの家庭でもあるガラスのコップを積み上げ、パソコンで印刷した紙を適当に巻いて作ったものです。雛壇は倉庫中に放置してあった、立て看板を分解して木材を調達し、廃材のボール紙も利用して骨組みを作りまして。そこに、ちょうどあった赤い布を貼り付けてそれらしくしました。写真では解りませんが、すべて分解する事ができます。そのため、片付けて保管する時にかさばりません。

このひな段にコップの雛人形を並べてみました。「何か足りないぞ!」

そこで、ワイングラスにビー玉を入れてボンボリらしきものを置いてみました。「うーん。もう少しだ」

ビンに桃の造花を刺してみよう。でも、そんなものは手元にありません。100円ショップで見つけた桜の花で代用しました。「もう少し何とか!!」

今度は、パソコンでプリントした画像を板に貼り付けて「びょうぶ」らしきものを一番上に配置しました。「まあ こんなもんか!」

最後に照明器具を雛壇の下に入れて完成です。

「雛人形に見えるだろうか?」少し心配していましたが、出来上がりを見てみると「立派なおひな様や!」と自画自賛です。家族からの評判も上々でしたので、その後毎年この時期になるとストリートミュージアムに飾っています。

ところで、今年は「皆で雛人形を店に飾りましょう。」と、まちづくり役場のYさんが各お店に声をかけておられます。「こんな雛人形でもOK」なのでしょうか?

梅の香り好評です。

テーマ:羽淵商店
グログで羽淵商店のPRをしたことがあまりありません。本日は珍しく、当店自慢のオーデコロンについて投稿します。

四年前から長浜盆梅展の時期に梅の香りのコロンを販売しております。その名も「紅梅香」「白梅香」の2種類です。最初の年は「盆梅香」の名で1種類だけの販売だったのですが、評判が良かったので、翌年から二品目にして販売しております。
紅梅香・白梅香

「紅梅香」は少し甘い香りです。梅の花の香りというより、果実の香りに近いと思います。前述の「盆梅香」はこの香りでした。何種類かの梅の香りを香料メーカーさんに試作していただき、私の思っている梅の香りに最も近いイメージであったので、この配合を採用した経緯があります。華やかで愛らしい香りなのです。

>「白梅香」は、盆梅展の会場に漂っている梅の花の香りに近づけました、落ち着いた清楚なイメージの香りです。

このように香りを言葉で表現する事は、大変難しい事です。ご来店いただくと見本を備え付けておりますので、実際にご試用いただくことが可能です。興味のある方は一度お越し下さい。
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曳山博物館入口から北へ20mの位置にある羽淵商店で、手づくりオーデコロンの販売をしております。

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