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牛乳石けんの歌

テーマ:羽淵商店
新年おめでとうございます。
しばらく年末の多忙に任せてブログを中断しておりましたが、本日より再開いたします。

今年の干支「丑」にあやかり「牛乳石けんの歌」について話題を提供したいと思います。 
  
牛乳石けん

この歌は1951年民間ラジオ放送開始後まもなくCMソングとして三木トリロー氏の作詞作曲で作られました。1番の歌詞は良く知られていますが、実はこの歌3番まであります。

「牧場の牝牛が言ったとさ 陽炎燃えてる春の日にちょーいと昼寝の目をさましゃ 赤ちゃん仔牛がキスしてた花の香り ゆたかな泡だち 牛乳石鹸 よい石鹸」
 
「クレオパトラが言ったとさ エジプト出かけりゃ砂ぼこりちょーいとひと風呂牛乳を 鼻唄まじりに浴びたとさ花の香り ゆたかな泡だち 牛乳石鹸 よい石鹸」

「小野小町が言ったとさ 夏の行水ぬか袋ぼんぼりつけて和歌を詠む 紫けむる京の宵花の香り ゆたかな泡だち 牛乳石鹸 よい石鹸」

最近はCMも無くなりこの歌を聴くことがなくなりましたが、のどかなメロディーが印象的で未だに耳の奥にのこっています。




歯磨き粉

テーマ:羽淵商店
ブログを書き始めたとき「少しでも店のPRになれば」などと言う、卑しい下心がありました。しかし、ふり返ってみると「あまりPRしていない」ことに気づきました。そこで今回初心に立ち返り、当店で取り扱っている不思議な商品をご紹介します。

その名は「缶入りスモカ」いわゆる歯磨き粉です。

缶入りスモカ

歯磨きはラミネートチューブに詰められているものと考えておられる人がほとんどだと思いますが、昔は粉末の商品しか販売されていませんでした。昭和30年ごろ「ライオン歯磨」からスーパーライオンという名の金属製のチューブの練り歯磨きが発売され、画期的なヒット商品となりました。誰もが経験のあるであろう当時の思い出は、使い終わったチューブを歯ブラシの柄等で擦って最後の一滴まで絞り出すと言うような、けち臭い作業をした事です。現在はチューブの素材がラミネートとなり最後までキレイに使えるように改良されています。

そんな中で、頑固に歯磨き粉にこだわり続けているのが「スモカ歯磨㈱」の製造するこの商品なのです。この商品はタバコのヤニを除去する効果を最大限に追い求めたもので、愛煙家を示すスモーカーから名付けられています。歯に付着した汚れはタバコ以外にコーヒーや茶渋などすべて強力に落とす事ができます。

「何これ!」「へぇ~ まだこんなのがあるの?」「面白い商品ですね!」来店されたお客様は、皆驚かれて声をかけてくださいます。レトロなデザインも人気で、御買上頂いたお客様にも中々好評です。

ライオン看板

テーマ:羽淵商店
当店では古い看板をたくさん展示しております。その中に「ライオン歯磨き」の看板があります。素材はホーロー製であり、かなり堅牢な看板です。よく電車で移動中に田畑の中の半分潰れかけた小屋の壁に、こんな看板が貼り付けてあるのを目にしますが、この素材は風雨に強いため昔は有力な宣伝物数多く作られたようです。

ラ社看板

図柄はご覧のように愛らしいライオンが歯を磨いている構図でして、来店された若い女性にも大変人気があります。実はこの看板にはこんな物語があります。

5年程前のことですが、突然にご来店された老人が私に語りかけてこられました。この方は、以前ライオン㈱の営業マンをされておられまして、当店にもお越しになられた事があるそうです。当時、数十枚の看板を当店に送ってこられ、今は亡き父親からカナヅチと自転車を借りて、この周辺に看板を打ち付けて回ったとのことでした。「今から思うと楽しかった」と懐かしそうに当時の思い出を語って下さいました。

この話にはまだ続きがありまして「その時、我が家はお産騒動で大騒ぎをしていた。」とのことです。この方の話と時期から考えて、間違いなく私の誕生日(昭和26年5月29日)の出来事です。童謡「大きな古時計」の歌詞に「おじいさんが生まれた時に、やってきた時計さ…」とありますが、私が生まれた時にやってきライオン看板。ひとしおの愛着を感じております。

秋バージョン

テーマ:羽淵商店
今朝7時ごろ、目覚めて外に出るとかなり肌寒く秋の訪れを体感しました。「そうだ!店を秋バージョンにしよう!!」
簾の建具を木製の建具に入れ替えた後、事務室の仕切りに張ってあった空色の布を取り替えました。
この仕切りは、5年ほど前のある日突然「店から事務室が見えすぎる。何とかならないの。」と言う家内の命令に近い一言。アヤハに行ってツーバイフォーの木材を3本買い求め、のこぎり・のみ・金槌を使用して作製したものです。その時季節に合わせて、バックの布の色を変えられる構造にしておきました。しかし、ついつい面倒になり過去に2回程度下交換しておりませんでした。
今回は思い切って真紅の布を張ってみました。従来は淡い色を使用していたのですが、以外にも、古びた店にマッチしているように思います。



秋の「夕焼け空」「アカトンボ」などをイメージして選択した色です。

以前じんとにっくさんのブログにも紹介されていましたが、私は商店街の中で「羽淵工務店」の名を頂戴しておりまして、これ以外にも看板・陳列台・郵便受け等、店内外に手づくりのグッズがたくさんあります。また機会があればご紹介します。

初めまして!

テーマ:羽淵商店
アロマ大使ケンザン!

我店でオーデコロンの調香をはじめたのは、1997年の秋でした。当初は少しだけ「かじってみようかな」という感じだったのに、今では香りの魅力や香料の深みにドップリと首まで漬かっております。昨年より、秋期限定品として「りんどう」のコロンを販売しております。そして、本日より今年度分の販売を開始しました。せっかくのブログデビューですので、「りんどう」の話で少々お付き合い下さい。

リンドウの「ひとりごと」
私はリンドウじゃ。私の名前を漢字で書くと「竜胆」となることをご存知かな?これは、昔から私の根が漢方薬として使用されてきて、煎じた根を口にした人間が「まるで龍の肝のように苦い」と言われたことに由来しておるらしい。味のことはこちらにおいておこう。このように、ご先祖様が人様のお役に立ってきたことが、一番の自慢なのじゃ。ところが昨今は、医学とやらの進歩で根を煎じる人間はいなくなってしまった。もう私は用済みなのかと寂しい思いをして居ったのじゃが、去年近江の国は長浜という町で、私の花の香りを調香して「オーデコロンとして売る店が登場した。」との風の便り。しかも大変な人気との事である。「まだまだ人間のお役にたてる。そして、昔よりずっとオシャレじゃないか」と大いに喜んで居るのじゃ。「今年も販売されるのであろうか?」これが今の私にとって最大の心配事なのである。

拝啓 リンドウ殿
このたびは私どもの店のことについて、色々とお気に止めて頂きまして誠に有難うございます。リンドウ殿の香りは清楚で芳醇。私個人としても大変気に入っている香りです。もちろん今年も販売いたします。お客様には香りのことやリンドウ殿のウンチクなどを、丁寧に説明してゆきたい所存です。今後とも御支援賜りますようよろしくお願い致します。

追伸
 リンドウ殿のオーデコロンは数量に限定があり、売り切れ御免となります。悪しからずご理解下さい。
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曳山博物館入口から北へ20mの位置にある羽淵商店で、手づくりオーデコロンの販売をしております。

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