常識の変化

テーマ:よしなし事
 きょうの日食、この滋賀県の北部では、ときおり雲の切れ目からチラッと見える程度でしたね。
 それでも、ちょっと暗くなった時には子供のころ見た日食を思い出しました。

 もちろん、皆既ではなく部分ですが、ガラスをロウソクのススで黒くしたもので観測しました。
 たぶん学校の先生も、そういう方法を教えていたと思います。
 でも、いまはそれは禁止ですよね。

 いま言われているようなことが原因で禁止なら、当時も禁止されていたはずなのに、どうしてなんでしょうね?
 やはり、それ以外にもっと良い方法がわかっていなかったからでしょうか。
 日食観測用サングラスなどもありませんでしたし…。
 
 こんなふうに、昔はそれが最良の方法というか、常識として教えられていたものが、まるっきり反対になってしまったものって、ほかにもありますね。
 例えば、今の時期カンカン照りのグランドでスポーツをするとき、昔は水を飲むとばてるぞとか、水を飲みたいのは根性が足らんからだ、とか言われました。
 いまから見たら、何と無謀なということになりますが、昔はそれが「常識」だったんですね。

 もうひとつ太陽関係ですが、真夏に真っ黒に日焼けすると、冬に風邪をひかない、などといわれました。
 マスコミでも、そういったことを奨励するかのようなコマーシャルとか、話題がたくさんありましたね。
 水泳が好きだったこともあって、20歳くらいまではホントに真っ黒になっていましたが、今はそれもダメなんですよね。
 日焼けは皮膚がんの原因の一つになったり、熱中症の危険もあります。
 幼稚園児などの帽子の後ろには、日差しをさえぎるプロテクターがついているようになりました。

 そういえば、つい最近まで、あれだけ宣伝されていたマイナスイオンも、どうも眉唾ものらしいということがわかって、やっとマスコミには登場しなくなりました。
 本来マスコミは、そういった常識を疑う立場でなければならないのに、コマーシャルが絡むと、どうも腰が重いですね。
 
 そうそう、ハチに刺されたろき、アンモニア水をつける、というのも昔は常識でしたが、いまは違いますよね。
 でも、いまだに「オシッコをかける」という人もいたりしますから、驚いてしまいます。 

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