香りの小道

昨日の朝の事です。
泊まりに来ていた康太君が、いつものようにママから豆乳をもらって飲みました。

「コウチャンが飲んだ豆乳。辛かったけど、ママ何を飲ましたの？」

ビックリして見てみると豆乳が変質しています。どうやら冷蔵庫が壊れてしまったようです。、最近マーガリンが軟らかくてトーストに塗りやすかった事を改めて思い起こしてました。この冷蔵庫はかなりの年代物でして、他界した母が身長が低かったため、背の低い冷蔵庫を探して買い求めたものです。すでに買ってから25年程度経過しております。



近所のN電気さんに行って、仔細を話すと

「あの観音開きの冷蔵庫ですね。」と当時の事を覚えていてくれました。

「今では良く見る観音開きの冷蔵庫ですが、その当時は大変珍しかったので、よく覚えています。」とのお話でした。

妻の記憶では「目ん玉が飛べ出るほど高価であった。請求書を見てビックリした。」

娘の記憶では「すごい冷蔵庫が来たので、わざわざ新庄寺のお婆ちゃんの家まで見に行った。」

それぞれの思い出がしみ込んだ家電でありました。母の思い出の品がまた一つこの世から消えようとしています。すこし寂しいですが、新品の購入をN電気さんにご依頼いたしました。

既に耐用年数に到達しておりますので、壊れるのは仕方がないのですが、「消費税が増税された直後のこのタイミングはないでしょ。」と愚痴っております。

間の悪い所は当家の主と同じですね。