広域合併について

テーマ:まちづくり
 本日船浅さんのブログで合併の問題を論じておられましたので、私も個人としての意見を述べさせて頂きます。
 
 結論から言うと、私は合併推進派であります。今日の市町村合併の根幹は「国の財政健全化」にあるはずです。今の状態が継続したとき、いずれ国家財政が破綻する事は目に見えております。10年後20年後に耐えうる国の行政基盤として、「小規模の市町村を統合して効率的な地方行政を確立しよう」とする国家政策が、昨今全国で繰り広げられている広域合併ではないでしょうか。ところが、湖北における議論をみると「損」か「徳」かという目先の論戦に終始している感があります。
 
 船浅さんが述べておられる「住民投票」には賛成しかねます。もちろん民意を行政に反映させる事は大切な事かもしれませんが、そのため私たちは市議会議員を住民の代弁者として行政に送り込んでいるはずです。住民投票を行なったとき前述の「損得勘定」、しかも個人にとって「合併が損か徳か」という点が判断基準とされてしまいそうな気がします。私たちの代表である市議会議員には、国・地方の今後の在りかたを考える広い視野から、この問題を熟慮頂き、地域としての判断を下して頂く事を熱望いたします。

 明治初期の全国的な合併により今日の47都道府県が確立し、昭和の大合併によって今の市町村の地域が確定したと言うのが現実の流れです。これらの時期と比較して飛躍的に進歩した交通機関や通信手段、さらには市民生活の広域化などを鑑み、いつまでも従来の行政枠にこだわる事が、決して得策とは思えません。

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