シティ・ポップ

テーマ:よしなし事
 今となってはちょっと恥ずかしい、いや当時も積極的には使わなかった「シティ~」という言葉がありますね。
 その代表が「シティ・ボーイ」ちょうどいま50歳前後の人が10代後半~20代前半だったころじゃないでしょうか?
 となると、コブログの中核をなす年代ですね。

 みなさん、新しいクルマが出ると死に物狂いでアルバイト・・・じゃなく、親に泣きついて買ってもらったのかもしれませんが、そのクルマの助手席ににカノジョをのせて「海を見に行かないか」などという言葉を発し、カセットにダビングしたこういったレコードの曲をかけながら、高速を走る・・・という、妄想にふけっていたんじゃないでしょうか。

 こういったレコードに収録されている音楽は、まさにそういった妄想にピッタリでした。
 我々の世代は、もう30代でしたが、同世代のDJは「ありえね~よ」などと思いながらも、毎日のようにラジオでかけ続けていました。
 でも、やはりあの80年代の明るくて、ちょっと小金も・・・いや、まだそれほどでもなかったかな、誰でもちょっと背伸びをすればの届きそうな、そんな世界を歌ってくれたのが、こういった音楽でした。

 誰が言い出したのか知りませんが、これを「シティ・ポップ」などという、これまた恥ずかしい言葉で表現しました。

 いま、そんな「シティ・ポップ」が、こんな雑誌(?)で特集されています。
「昭和40年男」という本ですが、ご覧になったかたはいらっしゃるでしょうか?
 写真の真ん中あたりです。
ユーミン、達郎、大瀧詠一、サザンオールスターズ、杏里、竹内まりや・・・。

 80年代、それぞれの世代で、いろんな思い出があると思います。
個人的には、なぜかクルマには全く興味がなく、免許も持っておりませんでした。
 カメラも、ラジカセも、ついに買いませんでした。
あ、初代ウォークマンは持ってました。(-_-;)
 80年代に、もう仕事をしていた人は、たいていそれどころではなかったのです。
サービス残業が当たり前のようになり、へろへろになるまで働かされ、不釣り合いなボーナスが入ると、無駄な使い方ですっからかん・・・。
 現実には、こういったシティ・ポップで歌われているような「若者」とは、かけ離れている人がほとんどでした。

 あ、コブログでは、まだ生まれていなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
今、50前後の人は、こんな恥ずかしいこともしていたんですよ。
(^^♪

 

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