御仏前

テーマ:よしなし事
 私の一番苦手なもの、それが、いわゆるマナー、人付き合いの「常識」というやつですね。
昔からこれが苦手で、なかなか覚えられません。

 そもそも、こういうものには「定型」というか、きまった形というものがありませんよね。
あいさつの仕方ひとつとっても、その地区内だけで通用するものだったり、逆に必要のないものだったり・・・。
 
 きょうも、じつは親戚の法事で、いま帰ってきました。
葬儀などを含めると、今年に入ってもう6、7回目で、どれがいつだったかさえ忘れてしまいそうです。

 そんな法事の常識のひとつがこれですね。御仏前

 この「御仏前」ひとつとっても、いろいろ「常識」があります。
 その常識が、全国どこへ行っても同じだったら楽なんですが、地方によってというか、町内によっても違ってきたりするのが厄介ですね。

 「御仏前」「御霊前」・・・いろいろあります。

 水引だって黄色に白色、黒と白どっち?
 
 これが人によっていろいろで、どれが正しいのか、なかなかわかりません。
 御霊前と御仏前の違い、分かってますか?みなさん。(^^;
 
 まあ、今年すでに6回7回ですので、さすがに慌てることもなくなりましたが、それでもやはりこういうのは苦手です。

コンビーフ

テーマ:よしなし事
 きのう、昔のテレビドラマ「傷だらけの天使」のことを調べていたら、その映像の中に出てきたのがコンビーフでした。
 コンビーフ、今はあまりお馴染みではないので、若い人の中には知らない人もいたりして・・・。

 あまりに懐かしくなり、ハトのマークの滋賀県最大スーパーに行って、買ってきましたがな。  (「・・・ましたがな」© tossan 、えべっさんほか)

コンビーフ

 ありました、缶詰のコーナーにひっそりと・・・。
 ホントにひっそりと棚に鎮座していました。
 やはり、あまり売れ筋ではないのでしょうかね。





 

 このコンビーフの缶詰には、いろんな思い出があります。
そもそも、この缶詰を知ったのは大学に入ったときで、下宿(もう知らない人のほうが多いかも)で、何人かがあつまって酒でも飲もうということになり、そのつまみの一つとして、畳の上にこの缶詰があったのです。

 「おい、その缶詰をあけてくれ」

誰かからそんなふうに言われ、缶切りを探しました。

 「お前何やってんだよ~、缶の上についてるだろ」
 「あ、はは、これな・・・」

と言いつつ、それをはずして切ろうとしても、刃もついてないしどうやって開けるんやろ、とまごまごしているうちに私の無知を察知した悪いやつらがからかい始めました。

 「なんだ、コンビーフの開け方も知らないのか」
 「これはな、この輪っかになっているところで、まず缶のふたを3回たたくんだ、それから缶に声をかけるんだ」
 「そうそう、開け~缶!」
 「ゴマじゃなかったっけ?」

 私が知らないことをいいことに、みんながいろんなことを言います。
そんなこんなで大騒ぎになり、酒の席の「オイシイ肴」の一つにされてしまいました。

 田舎から東京に出てきた学生は、みんなそうだったんですから。
餃子だって大学に入って初めて食べたし、納豆も初めてだし・・・。

 長浜出身で神田や国立などでブイブイ言わせていた人も、たぶん同じような経験しているはずです、きっと。
 (^^)

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