UFO

テーマ:よしなし事
 ついこのあいだ、遠くの空を点滅しながら飛んでゆく小さな飛行物体がありました。
たぶん、飛行機かヘリコプターだとは思うのですが、音もしないし点滅しているし、子供だったら「あ、UFOだ!」と叫んだかもしれません。

 この種の飛行物体というのは、ホントにいろいろあって、飛行機やヘリコプターでなくても、点滅しながら飛ぶものは気球とか飛行船とか、空気の状態による光の屈折とか、とにかくいろいろあります。
 それを、UFOと決めるためには、ものすごい検証をしなくてはなりません。

 あ、その前に、UFOという言葉ですが、本来は飛行機とかヘリコプターとか、すべて含めて何だかはっきりしない飛行物体を、未確認飛行物体=UFOと言います。
 でも、いまではUFOというのは、宇宙からやってきた地球外生命の乗った宇宙船だ、と思っている人が多いですね。
 ここでは、仮にそういうこと(宇宙人の乗り物)にしておきましょう。
 
 これで思い出したのですが、昨年?か一昨年か忘れましたが、ノーベル賞受賞者の益川先生が、さすがだなあと思うことをおっしゃっていました。

 「ぼくはUFOを見たのですが、先生は宇宙人を信じますか?」

 子供からの質問に、先生が逆に質問していました。

 「きみはそれがUFOであると、どうしてわかったの?」

 ふつうなら、宇宙にはたくさんの星があるので、どこかに宇宙人はいる・・・とか、そういった答えになるはずです。
 まあ、それはそれでいいとして、益川先生は、別のインタビューだったかもしれませんが、これと関係のある「名言」がありました。

 「科学とは、肯定のための否定の連続である」

 つまり、それがUFOのように見えても、UFOではない可能性はいくらでもあるから、それをすべて否定できるだけの証拠が揃うまではUFOとは言えない、ということですね。

 この言葉は、さすがというしかありません。

 それにしても、このあいだの飛行物体、何だったんでしょうね?

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