郵便受け

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最近投稿していないので、長浜でも販売が始まった「白いたいやき」を買ってネタにしようとジャスコに行きました。でも、たいやき売り場の行列を見て買わずに帰ってきてしまいました。

また、手づくり作品ネタで恐縮ですが、平成7年に作った郵便受けの話から始めます。

羽淵商店は平成7年に店舗の大改装を行ないました。その時大量の廃材が出てきましたので、これと大工さんの良く切れる工具をお借りして、郵便受けを作りました。
郵便受け1
これを作った理由はと言えば、
1.店舗改装により正面が全てガラスとなり、郵便受けを取り付ける場所が無くなったため。
2.市販のスチール製の郵便受けが店舗デザインとマッチしないと考えたこと。
3.たくさん出てきた廃材を有効活用したかったため。
4.暇だったので。
(表札の板は3年前のAINのときに、たまたま店の前に出店された作家さんの作品です。)

お隣の「ジントニックさん」のお店も、上の1と2の理由で困っておられました。しばらくの間は、灯油の18リットル缶の上に古い郵便受けを乗せて使用されておられました。そんなある日、友人のM材木店さんの作業場に行く機会がありました。「よかったら使って。」と大手門通りのアーケードを巻いた木材の残りを頂きました。そこで勝手に郵便受けを作って、隣の油屋さんに取り付けてしまいました。
郵便受け2
「油甚」のロゴはジントニックさんが、どこかでカッティングシートを切ってもらって貼り付けられたものです。

この2つの郵便受けは、観光客にも人気がありまして、よく写真を撮って行かれます。ある日、名古屋から来たと言う観光客の方が「是非我が家にも作ってもらいたい」と頼まれました。
「でも、材料が無いし、素人の手づくりだし」とお断りしたのですが、
「そこを何とか」と口説かれまして、また一つ作ることになりました。

今度はちゃんとM材木店で材料を買いました。(当たり前ですね)
ご注文の一台を作ったら、端材がたくさん出てきたので、もう一台作って伊部町会館の前に置きました。
郵便受け3

AINに参加された木工作家の方から「小首をかしげた表情が可愛い。プロでもなかなか出せない傾きだ」と絶賛を受けたのですが、まっすぐに取り付けようと何度も手を加えたのに「どうしても傾きが直らなかった」と言うのが真実です。

コメント

  1. 2009/02/09 20:26
    味わいがありますね☆
    作家さん顔負けですよ☆彡
  2. 2009/02/09 20:46
    さすが5月生まれ(別に関係ありませんが)。大手門の材料が有効利用。素晴らしい。頭が下がります。
    当会は長浜商業開発の遺品を利用させてもらっていますが有効利用までは行きません。
  3. 2009/02/10 00:11
    どうすればこんな粋なアイディアが生まれるんでしょう!
    「爪の○○でも煎じてのみたいです。」
  4. 2009/02/10 08:42
    オレンジあみさんへ
    お褒め頂き有難うございます。これからも素人作品の味わいを大切にしてゆきます。

    ぱんやさんへ
    とにかく、正真正銘のケチンボです。不要なものがあると「何とかならないか」と真剣に考える習性があるようです。

    おおの履物店さんへ
    そんなにご賞賛頂きますと赤面します。ついでに今日から「爪の○○」一袋210円で販売します。いかがでしょうか。

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