香りの小道

先週３月１５日・１６日の両日は「全国商店街振興組合連合会」主催によります「都道府県振連役員研修会」が東京にて開催される予定となっておりました。そして、私が滋賀県商店街振興組合連合会の代表として参加することも決まっておりました。しかし当然のことながら、このたびの大震災のためこの会議は延期と決定しましました。

先日、「この会議を３月２５日に開催するので参加して下さい」との通知が舞い込みました。

「えっ！まだ余震が続いているし、計画停電で交通機関も100％機能していないのでは？被災された都道府県の代表者は来られるの？それに私が出席する会議は、後半の１時間３０分だけじゃないの？」

事務局に電話で問い合わせたところ、こんな返事が返ってきて唖然としています。

今回の会議は参加者が激減することは充分に承知しています。
しかし、平成２２年度の事業として予算化しているので何が何でも３月３１日までには事業消化をしなくてはなりません。
そこで、無理を承知で３月２５日に少人数でも開催しようと思っています。

「ふざけるな！そんな予算が余っているのなら少しでも被災地の送りなさい！」と思ったのですが、そんなことは言えずに「すんません。欠席します。」とだけ返事をしてしまいました。

年度末に発生した大災害です。お役所関係ではこんな不合理な事例は数多くあるのでしょうね。