香りの小道

前回の投稿で
小町ちゃんに頼まれて、メルちゃん人形の滑り台を作成した事を記事にしましたが、孫の依頼は「メルちゃんの遊園地を作って！」との事でした。

そこで、今度はブランコを作りました。



「おっと！メルちゃんが二人いる。」

これは康太君が妹の詩穂ちゃんの人形を持って来て、一緒に遊んだからです。
ブランコの出来栄えはあまりよくありませんし、



こんな調子で激しく遊ばれたものですから、すこし傾いてしまいました。

小町ちゃん曰く

「あと、ジャングルジムと観覧車とメリーゴーランドと…」


だんだんハードルが上がって行くーーどないしましょ

「メルちゃんの遊園地作って。」

先月のある日、孫の小町ちゃんが私におねだりしました。
「メルちゃん」とは小町ちゃんがいつも遊んでいる人形の名前です。

めんどくさいし、そのうちに忘れるだろうとと思って「はいはい」と生返事をしておきましたが、先日そのメルちゃん人形を持って来ました。

「これだよ！」と店に置いて、連休に婿さんの実家のある佐賀県に帰省してしまいました。
どうも忘れる様子はありません。そして、今日帰ってくるので、それまでに…と思って、ゴミの中から段ボール箱を引っ張り出して来て、「メルちゃんの滑り台」を作りました。



本当はブランコも作りたかったのですが、うまく出来ませんでした。
今の所「メルちゃんランド」には滑り台だけしかありません。

「小町ちゃんごめんなさい」

昨日の午後の事です、ふと店先を見ると商店街連盟会長他顔見知りの人たちと一緒に、衆議院議員のＵ氏・県会議員のＫ氏・今回の知事選挙候補者のＫ氏が無いやら談笑しておられました。

知事選のあいさつ回りであることは、歴然としておりますが、「こんにちは！」と店内から声をかけますと、Ｕ氏と知事候補者のＫさんが入ってこられて「よろしくお願いします」と名刺を置いて行かれました。

この日は、いつものように小町ちゃん・康太君・詩穂ちゃんの３人の孫が遊びに来ています。

「康太君が切ろうとしているけど、おじいちゃん良いの？」と小町ちゃんの声がします。

康太君を見ると、今まさにＵ氏の名刺をハサミで切ろうとしています。

「だめ！だめ！大切なものだから」と止めましたが、何を思ったのか今度は、机の上にあった二人の名刺を床にちりばめてどこかに行ってしまいました。

「不吉な予感！！」

この二人の名刺は何度も頂戴しておりまして、確か引き出しの名刺ホルダーには何枚も入っているはずです。未練などさらさらございませんが、何故か切り刻んだり粗末に扱うことは躊躇されます。

自分が他の人に渡した名刺が同様の扱いを受けたら、恐らく大変不快な思いをするに違いないと思うからです。

たかが9cm×5.5cmの一枚の紙でありますが、この紙には色々な思いが込められているのでしょうね。

昨日は、長浜祭り本日でした。私ども翁山組は暇番でありますが、例年この日は山蔵を開けて曳山の公開をしています。いつもですと、5月～6月に「春の虫干し」をするのですが、昨日は快晴でありましたので、幕類やはっぴの虫干しも行いました。

大量にある古いはっぴも大々的に吊るして、風を当てました。そして古いはっぴの収納箱の上の棚にあった箱を開けてみると、いつもの山曳き法被と全く違うデザインの法被が出てきました。



雲上を堂々と飛ぶ龍の模様です。龍が右を向いているデザインのものが大小一枚ずつ・同じく左向きの龍が大小一枚ずつと合計四着の法被です。

当山組の重鎮Ｎさんが「これは、綱先の法被やで。」と、教えてくれました。

「綱先」というのは山曳きの指示をする役割の人です。

「はい！右に肩入れて、もうひと押しヨイサ！！」という具合にこの人の指示で山をコントロールして曳行して行きます。

「せっかく出てきたのだから、同様の物を再現して、当山組の綱先人Ｍさんに着てもらおう。」

話は盛り上がったのですが、メッチャ高価な法被になりそうです。

「考えさせて下さい。」と言って、只今調査中です。

昨日は、曳山祭りの御幣迎えが執り行われました。いよいよ、平成２６年度長浜曳山祭りの始まりです。

「始まり」と言えば、二人の孫たちも10日に幼稚園に入園し新しいスタートラインに立ちました。そして、ママ達からは入園式の写真が送られてきました。

小町ちゃんは、神照幼稚園「いちご組」です。



園長先生のお話には、少し退屈気味です。



でも、帰りにはお友達のＹちゃんと一緒に元気に帰ってきたそうです。



康太君は、湖北幼稚園「うさぎ組」です。

次女の談では
「先生のお話の途中で突然『カレーが食べたい。』と大声でしゃべって恥ずかしかった。」

写真は送られてきたと持っていたのですが、まだ貰っていませんでした。

二人とも元気に登園している様子で、一安心です。