お宝発見14
テーマ:ブログ
2013/01/06 17:52
今年初めての「お宝発見シリーズ」の投稿です。
今回はお正月らしく「双六」をごらん頂きましょう。
「新案世は情け道連れ双六」とのタイトルが付いています。いつ印刷されたかは定かでありませんが、下段に「どりこの」と書かれた商品の広告が掲載されておりまして、文字が右から左で書かれておりますので、昭和初期の物と考えられます。この「どりこの」とは「大日本雄弁会講談社」と名乗る会社が発売元となっている商品でして、記事を読むと、ぬるま湯で5~6倍に薄めて飲む飲み物のようです。「家中の団欒に来客の接待に」と大きく書かれています。「人体に最も必要な養素たる葡萄糖・果糖と消化に必要なアミノ酸が主成分…」との説明書もあります。どんな味なのでしょうかね。
そして次はこれです。
「朝日城とり双六」なるタイトルが付いています。これは昭和12年印刷との表示があり、その名が示すように、当時の朝日新聞の折込付録であったと思われます。そのため、この双六の「ふりだし」は「大阪朝日新聞社」となっております。この「ふりだし」の箇所にはその本社ビルの写真が印刷されています。もちろん空襲で焼かれる前の写真です。サイコロを振りながら全国の城郭を回りながら最後に「あがり」となる大阪城に帰ってくる・・・そんな遊びのようです。
しかし、2つの双六ともボロボロですよ!
今回はお正月らしく「双六」をごらん頂きましょう。
「新案世は情け道連れ双六」とのタイトルが付いています。いつ印刷されたかは定かでありませんが、下段に「どりこの」と書かれた商品の広告が掲載されておりまして、文字が右から左で書かれておりますので、昭和初期の物と考えられます。この「どりこの」とは「大日本雄弁会講談社」と名乗る会社が発売元となっている商品でして、記事を読むと、ぬるま湯で5~6倍に薄めて飲む飲み物のようです。「家中の団欒に来客の接待に」と大きく書かれています。「人体に最も必要な養素たる葡萄糖・果糖と消化に必要なアミノ酸が主成分…」との説明書もあります。どんな味なのでしょうかね。
そして次はこれです。
「朝日城とり双六」なるタイトルが付いています。これは昭和12年印刷との表示があり、その名が示すように、当時の朝日新聞の折込付録であったと思われます。そのため、この双六の「ふりだし」は「大阪朝日新聞社」となっております。この「ふりだし」の箇所にはその本社ビルの写真が印刷されています。もちろん空襲で焼かれる前の写真です。サイコロを振りながら全国の城郭を回りながら最後に「あがり」となる大阪城に帰ってくる・・・そんな遊びのようです。
しかし、2つの双六ともボロボロですよ!