香りの小道

ある新婚さんが結婚式を終えホテルの部屋に戻って「やっと二人っきりになれましたね」などと言って、仲良くベッドに入る……等と言うドラマを大昔に見た記憶があります。

私たち夫婦は両親との同居から始まり、その後長女・次女と続けて誕生しバタバタと日々の生活をつづけてきました。それが、7年前に父が他界し今年は10月に母が逝去し・11月に次女の結婚さらには昨日ブログに投稿したように12月23日には長女が結婚して、それぞれが我が家を去って行きました。

私たちは結婚後30年の月日を経て「やっと二人っきりになれましたね」となりました。

しかし、還暦を目前にした中年オヤジ・・しかも、先日の健康診断では「血糖値が高いので要注意」とのイエローカード。新婚とはかけ離れた「二人っきり」ではありますが、なにか新鮮なものを感じます。

今年の後半三ヶ月は我が家を嵐のように吹き去って行きました。現在の感想は「家が広く感じる」「米がなかなか減らない。」「だれも帰ってこないのに、夜になるとなぜか誰かを待っている。」究極の本音は「静か過ぎて寂しい！」でしょうか。

でも30年後に訪れた「二人っきり」です。寂しがってばかりいないで、人生楽しく前向きに行動して行きたいものです。