世代と音楽

テーマ:よしなし事
 BBQの前の日、川崎やへあるライブを見に行きました。
まーぼうさんの熱意というか、好きな音楽を楽しむ雰囲気が伝わってくる、暖かい演奏でした。
 あと何人か出演されていたのですが、みなさんも同じで、やっぱりライブっていいですね~。

 改めて感じたのですが、やっぱり世代によって聴いてきた音楽、夢中になった音楽というのは同じジャンルでも微妙に違うものですね。
 まーぼうさんの世代は、それがちょうど吉田拓郎、かぐや姫などの70年代フォークの時代。
 それがもう数年若くなると、ユーミンなどのニューミュージックになり、アイドルポップスになり・・・。

 私たち・・・って、コブログにはほかにはいませんが、実はだいぶ上でして・・・。
(^^;
 60年代フォークという時代があったのです。
中学校の時、ビートルズとベンチャーズが人気になって、エレキブーム、グループサウンズブームがありました。
 それとほぼ同時に、ピーター・ポール&マリーやブラザーズ・フォアなどのアメリカのモダンフォークも大学生を中心に人気だったのです。
 それが日本でコピーされて、キャンパスフォークという名前になりました。

 「若者たち」ブロードサイド・フォー、「この広い野原いっぱい」森山良子、少しして「ヨッパライの歌」フォーク・クルセダーズ、「友よ」岡林信康といった時代になりました。
 ちょうどその時代が私の世代で、「下宿」に同級生が集まると、みんなこれらを歌っていました。

 個人的には、このあたりで日本のフォークを卒業してしまいました。(^^;
その後また聴くようになった日本の曲が「ニューミュージック」と呼ばれた音楽でした。
 ですから、ちょうど70年前後の「四畳半フォーク」が抜けているのです。

 というか、その時代じつはあるラジオ番組の仕事をしておりまして、そういうフォークシンガーなども出入りする現場にいたため、ファンとしては逆にのめり込めなかったのかもしれません。
 その仕事に入ったのが、1973年・・・。
シングル発売もされていない「神田川」にリクエストが殺到し始めました。
 さらに「岬めぐり」という曲もヒット。

 曜日違いで担当ではありませんでしたが、同じ番組から当時を代表するようなヒットが生まれたのです。
その少し後に、ユーミンが登場、その音楽には衝撃を受けました。
 シングルデビューは72年7月、アルバムは73年・・・最初は全然売れませんでしたが、3枚目のアルバム「コバルト・アワー」あたりで、ようやくヒットが生まれ、やがて「ニューミュージックの女王」なんて呼ばれました。

 これを聴いて育ったひとがいまや50代・・・。(^^;
光陰矢のごとし・・・ですね。

コメント

  1. 2011/09/26 23:40
     まだ40代なので、アイドルポップスでしょうか。
    でも音楽あまり聞かなかったから、知らないんですよ(汗)
    バンバンは長浜市民会館に来たので、Tシャツに書いて貰ったサインがあった筈なんだけどなぁ。。。
    2011/09/27 19:58
    そうですか、CLAYさんは40代!
    とすると、もろ80年代アイドル系ですね。(^^)
    たくさん番組作らせていただきました。(^^;

  2. 2011/09/27 00:54
    まーぼうさんの一つ下なので、井上陽水・吉田拓郎というところですが、その後ビートルズにはまったように先祖返りして、フォークル、赤い鳥にはまり、その後にPPMとか聴きましたね。

    中2でギターを買ったときの教則本が、500マイルズ、七つの水仙といったカレッジフォークでした。
    2011/09/27 20:03
    >先祖返り
    昔はそういうレコードの聴き方をする人が多かったですね。
    ビートルズがカバーしているモータウン系のオリジナルをたどったり、ベンチャーズが演奏している曲のオリジナルを探したり・・・。
    私のころは、ギター教則本もあまりなくて、会っても「歌謡曲で覚えるギター」とか「カルカッシ」などのクラシック系ばかり。
    スリー・フィンガーを覚えたのは、高校出てからでした。(^^;

  3. 2011/09/27 09:13
    お越しいただきありがとうございました。

    僕の原点は、歌謡曲でした。

    幼いころに聞いた、裕次郎や御三家からはじまり

    グループサウンズへ

    中学では、ジローズやソルティーシュガー、フォークル

    高石ともやさん(ナターシャーセブン)にはまり

    ブルーグラスへ。

    そのころかな、PPMやブラザーズフォーを聞いたのは。

    中学のときに聞いたS&Gの「明日に架ける橋」を聞いたときは衝撃的でした。こんな、きれいな感動的する曲があるのかと。

    大学に行ってからは

    さだまさしにはまり同時にこうせつさんにもはまりました。

    そのころ台頭してきたユーミンはおしゃれすぎて、当時の汚い大学生には不釣合いでした。(笑)

    MashiToshiさんの川崎やデビューを心待ちにしています。

    また、プドーレとブッキングしてやりませんか?
    2011/09/27 20:11
    あの頃はみんな同じですよね。
    テレビ育ちで、最初は歌謡曲です。その後トランジスタラジオでポップスを覚え、フォークやロックにハマり、自分でもギターを弾くようになり・・・。
    そのままズルズルと今まで来てしまったわけです。(^^;
    >川崎や
    誰もいなければ、歌ってもいいな。(^^)

  4. Rock
    2011/09/27 09:47
    MashiToshiさんの60年代70年代の音楽史分かるわー。うれしいです。
    2011/09/27 20:14
    いや、あくまで私個人の好みと、記憶だけですので、おかしい部分もあるかもしれません。
    Rockさんのほうが「Rock」と名乗るほどですから、たぶん相当お詳しいのではないかと・・・。(^^;

  5. よこちん
    2011/09/27 14:26
    そういえば大学生の頃、確か社会心理学の授業で「神田川の一節“あなたの優しさが怖かった”理由を考察しなさい」というレポートがありましたわ。
    なかなか謎が多い歌詞ですね。
    2011/09/27 20:26
    あのころ、そんなふうに大学などで「ニューミュージック」とか「ポップカルチャー」とか、そういった話題が取り上げられることが多かったようですね。番組を作らせていただいた社会心理学の石川弘義先生なども、よく話題にされていました。
    音楽評論家との論戦もありました。
    神田川に限らず、歌詞というのは、謎というか論理の破たんや、意味不明な部分がいっぱいあります。
    でも、逆にそれが個性になっていたりするから面白いですね

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