子供の頃の木之本

テーマ:よしなし事
 いま木之本は地蔵縁日で大変な賑わいですね。
子供のころは、昼間には友達と行って、夕方になると家族で行って・・・と、夏休みの一番の楽しみでした。
 そんな木之本の街ですが、子供のころ不思議やなあ、と思っていたことがあります。

 そのひとつが店の名前、屋号っていうんでしょうか、ユニークな名前がありました。

 「たばこや〇〇〇」

 これは、タバコやさんではありません。

 〇〇〇は「呉服店」です。 
ひょっとすると、呉服店の前がタバコやさんだったのかもしれません。
 あるいは、呉服店でタバコも扱っていらっしゃったのかもしれませんね。(^^)

 それから、ゆうこりんさんの斜め前(?)の千田薬局さん、なぜかここで高校(?)の教科書を買った覚えがあるのです。
 本屋さんは別にあるのに、教科書はなぜかここでした。

 そして、その本屋さんですが、同じ通りをもう少し南へ行くと、ますや書店さんがありました。
 ここでは、中学高校時代、学校の帰りにスクリーンなどをよく立ち読み・・・いや、ためになる参考書はないかな、と立ち寄ったものですが、もっと前ほんの子供のころは確か和菓子のお店だったような記憶もあります。
 和菓子の「ますや」さんが、本屋さんになったのかもしれません。

 もう40年から50年も前の話ですが、地蔵縁日は今よりもっとにぎわっていたような気がします。
 サーカスや見世物小屋はもちろん、芸能人も来ました。
雪駄を履いて、肩で風を切るいなせなお兄さんもいたし、フーテンの寅さんみたいな香具師(やし)の人もいたなあ・・・。

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