昔の映画館

テーマ:よしなし事
 地方の町はどこでも同じだとは思いますが、人口が減少し町の姿も大きく変わってきていますね。
 シャッター通りになっているような町もあれば、お年寄りばかりが目につく町、街並みが壊され駐車場ばかりが目につく町など、いろいろです。
 昔、一番多い時にはたぶん1万人くらいいた木之本町も同じで、今は日中でも通りを歩く人はまばらです。
 そんな木之本にも、昔は映画館がありました。
といっても、そのころはほんの子供だったので、どういう映画がかかっていたのかほとんど記憶にありません。
 唯一覚えているのが、「越後つついし親知らず」という日本映画です。
昭和39年か40年ごろですが、そのポスターを見た記憶があるのが最後です。
 ですから、そのころ映画館としては店じまいをされたのでしょうね。

 今日、仕事でその映画館があった通りをクルマで通りました。日吉座

 広い表通りから少し入った裏通りで、クルマ1台がやっと。
 いまは仕出し料理店となっている日吉座です。
 
 この大きな壁も今はこんなふうに白く塗装されていますが、かつては石原裕次郎や、小林旭といったスターの似顔絵が描かれていたんでしょう。
 
 ジョン・ウエインやオードリー・ヘップバーンも描かれていたかもしれませんね。
 壁の形に、その当時の面影が残っています。



 そういえば、小学校の頃、この映画館にクラスか学年全員で、映画を観に来た記憶もあります。
 なんの映画かは忘れましたが・・・。
でも、あの映画館独特のにおいは覚えています。
 たしかスクリーンに向かって左側にトイレがあり、そこからのにおいも混ざっていたのかもしれません。
 途中で気分が悪くなり、外に出たこともありました。

 あれからもう50年!です。
 

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