ライター

テーマ:よしなし事
 
 先日、コブログのFactoryさんが、ゴースト・ライターのことをお書きになっていましたが、ちょっとそれに関係する話です。

 本屋さんに行くと、相変わらずタレント本って、多いですね。
 それに、よく売れているようです。
ところで、そのタレント本は、本当にタレント本人が書いているのでしょうか?
 その辺りについては、もう誰でも知っていることで、ほとんどが「そういうことにしておきましょう」という「お約束」の上に成り立っているんですよね。(微妙な表現ですが)

 タレント本に限らず、いわゆる「エライ人」の自叙伝とか回想録なども、その多くが裏に「ライター」という職業のかたが活躍しています。
 こちらは、そのライターの名前が入っていることが多いようですね。

 出版社や放送局の周辺には、そういったライターがたくさんいて、そういった「本」だけではなく、雑誌の企画とか体験記とかコンサート・レポートとか、いろんな「仕事」をこなしています。

 以前、そういう職業のかたと一緒に仕事をしていたのですが、(もちろん私はライターではありません)見事にだまされたことがありました。
 もう時効ですから、ご紹介しましょう。
ある雑誌に掲載されていた、社会現象とまで言われた、あるビジュアル系ロック・グループのコンサート・レポートが、そのライターの「作品」でした。

 臨場感たっぷりの文章で非常に面白く、後日そのことを言うと、どうも反応がヘンです。

 「実は、あのコンサート、スケジュールが合わなくて見てないんだよ」
 「あとでセットリスト(演奏曲目表)とバイオ(経歴)をもらって、ファンの子にちょっとインタビューして書いたもので・・・」

 さすがプロです。

カレンダー

<<      2009/10      >>
27 28 29 30 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

プロフィール

最近の記事一覧

ブログランキング

総合ランキング
15位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
12位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース