紅白歌合戦

テーマ:花と音楽
 紅白歌合戦というと、かつてはお茶の間で家族そろって観るもの・・・でしたが、もうそういったイメージはなくなりましたね。
 というか、ここ何年かは出てくる歌手の多くが、全く知らないひとばかりで、歌う曲も「なんやこれは」というようなものばかりです。
 まあ、音楽の世界というのは、一日単位で変わっているみたいですから仕方ありませんが、それにしても「紅白」までが、そんなにしなくても・・・という気がしないでもありません。

 今年の出場者や曲目を見ても、知らない歌手が大半で、曲にいたってはもう知っている曲のほうを数えたほうが早いという状態・・・。
 まあ「ヒット」という概念が昔と変わってしまいましたから、一部の人が「ダウンロード」したり、その歌手のファンがCDを買っただけで、「大ヒット」ということになり、「紅白出場」ということになるんだろうと思いますが、どうもしっくりしません。

 ここは、ある田舎町の小さな一杯飲み屋
 カウンターの隅に14インチの古いテレビが置いてある
 湯気の向こうから、ちょっと美系のママが話しかける

ママ    「お客さん、見ない顔だね」
客     「・・・・」
ママ    「仕事でこちらへ?」
客     「・・・」軽くうなづく

 テレビから八代亜紀の「舟歌」が流れてくる・・・

 やっぱり、紅白は八代亜紀が「舟歌」を歌い、千昌夫が「北国の春」を歌い、南極から電報が届き、石川さゆりが「津軽海峡冬景色」を歌い、鳥羽一郎が「兄弟船」を歌い、小林幸子が巨大な装置いや衣装で「おもいで酒」を歌い、それに負けじと美川憲一が「さそり座の女」を歌い、北島三郎が・・・・。

 ああ、あの時代はいつのころだったのだろう・・・。

 

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