提供してきた「スエヒロ」です。
より多くの方にお肉の楽しさを伝えたいという気持ちから
「おにくや食堂 Suehiro」をついにオープン!
ニクいお店を目指す肉屋の奮闘日記です
生まれも育ちも
あたくし生まれも育ちも葛飾柴又~
寅さんのことふと思い出したというお話ではなく(笑)
これは近江牛を仕入れたときにいっしょについている認定書
正確には「近江牛」のよこにちょこっとRのマークがありまして
これは「近江牛」生産・流通推進協議会というところが認めた「近江牛」(R)の認定書
ややこしいですが
一般的に「近江牛」といえば=「滋賀県内で最も長く肥育された黒毛和牛」
のことを「近江牛」とよぶことができます。
つまり、他府県で生まれた黒毛和牛でもその後滋賀県内の牧場にうつり
生育期間の内で一番長い期間滋賀県にいれば「近江牛」とよぶことができます。
その中でも規格がA4、B4以上のものにはこの「認定」近江牛としての
認定証たる証明書がついてきます。
A4、B4とかのお話は多分以前にも書きましたが、要はサシ(脂肪交雑)が多く入って歩留りのよいお肉のことで、イコール美味しい肉という話ではないのですが。。。
ですので宮崎で口蹄疫が流行ったときや、東北での大地震があったときなどには
滋賀県で近江牛を仕入れるときでもその30か月後くらいには影響が多かれ少なかれ出てきました
こちらもまた別の牛さんについていた認定書
さきほどと違う点として「滋賀生まれ」という印が押されています
「近江牛」なのにあえて「滋賀生まれ」を押すのは?と思うかもですがそういうことなんです
ただここまで書きましたけどもこれってそれほど重要なことじゃないんです(笑)
移動ストレスが若干なりともかかっているかもしれませんが、
それよりもどんな血統でどんな環境でどんな餌で育てられたか、
実際に仕上がった肉質はどうか、それの方が重要なのです
ですので仕入れる際には実際にしっかりとモノを見てさわって
また別に添えられている血統書や餌の配合表の方をよく見ます。
そして実際に自分で食べてみて少しづつですがその傾向をわかろうと努力しています
おいタコ、印籠かざすよりもおいらがうまいっていやぁうまいんだよ
結構毛だらけ猫灰だらけ!持ってけ泥棒!!
節分
今日はお休みでしたがお勉強
久しぶりに頭を動かすとどれだけ日々頭を動かしていなかったかがよくわかります
人生とはランニングマシーンのごとく止まっていると後退するのみ~
ちょっと頑張ったらとどまり、がむしゃらに走って前へ進む~あなかしこあなかしこ~
怠け者の鬼は外ーっ
福はうちーっ
てぃだかんかん
昨晩は大好きなフィーユさんで沖縄さんしんライブ
ちゃんぷるーとオリオンさー
沖縄そばと泡盛さー
聞いたことのある沖縄音楽から古典のものまで、
三線の音が心地よく響き渡り、美味しい料理とともに沖縄満喫いたしました
三線の花が咲きました
いい肉
今日は29日でニクの日
毎日が肉の日みたいなもんですが、1月29日はいい肉の日
いい肉ってお高いものがいい肉の人もあれば、柔らかいのがいい肉だったり、
赤身の旨みたっぷりがいい肉だったり、安いのが(家計に)いい肉だったり(笑)
人それぞれだし、体調や空間など場面それぞれによって違うんでしょうね
こういうことはお肉に限らずどんな食べ物にとっても同じでしょうね
その中でも特に共通して思うことが、風景が思い浮かぶものって美味しいってこと
そのものが作られてる環境や景色、作っている人が思い浮かぶものって
からだが美味しいと感じるんでしょうね
いろいろな風景をひとつのお皿にのせたいと欲張りになり
近江の牛さんを、近江の稲わらの香りをのせて焼いてみました
そのお米で作られたお酒とともに
ほんと作ってくださった方々の顔が思い浮かび
美味しいものをありがとうございますって感謝の気持ちでいっぱいになりました
おとこは黙って
塊肉っ!
ガッっと焼いてザッと切ってガシガシっと食べて!
ちょっと火をいれすぎましたが旨みじゅわっと赤みの味わい、よしとしよう!