耐久性
テーマ:仕事
2008/04/10 16:05
「最近の一般的な住宅の耐久年数って、おおよそ何年くらいなんでしょう。」
こんな質問を頂きました。コメント欄にとても書きにくかったのでこちらにUPいたします。
正直、難しい質問ですが私が思うに木造であればメンテナンス次第ではないでしょうか。それには可変性があること。
古い建物で構造などしっかりとした建物でも住む方が「使い勝手が悪い」と、建替えを希望されたりします。
日本の生活様式は土間生活から板の間→畳→板の間(フローリング)生活と刻々と変化しております。また、りビング・ダイニング・キッチンを一体化したLDKの様式もごく最近のもの。今後はどんな様式が流行るのでしょう。
時代と共に変更が出来ることがポイントではないでしょうか。古い家は土間だった場所が板間になりそして畳が引かれるようになって、築100年の時が過ぎているのです。そしてその時々にメンテナンスが施されている。
柱を4寸にするとで50年の耐久性、5寸柱は80年、6寸だと100年なんて基準は全くありません。ただ、大きな柱や梁にすることで大きなスパン(空間)を得ることができ、後々可変しやすいと言えます。
何より愛着を持って後世に引き継いでいくことが耐久年数に関係していくかもしれませんね。「じいちゃんが目の黒いうちは建替えは無理だ」なんて言われるように、親から子へそして孫へとその愛着が続けば・・・と。
現代は消費社会であり、勿体無いと思う考え方がまだまだ薄いのかもしれませんね。
こんな質問を頂きました。コメント欄にとても書きにくかったのでこちらにUPいたします。
正直、難しい質問ですが私が思うに木造であればメンテナンス次第ではないでしょうか。それには可変性があること。
古い建物で構造などしっかりとした建物でも住む方が「使い勝手が悪い」と、建替えを希望されたりします。
日本の生活様式は土間生活から板の間→畳→板の間(フローリング)生活と刻々と変化しております。また、りビング・ダイニング・キッチンを一体化したLDKの様式もごく最近のもの。今後はどんな様式が流行るのでしょう。
時代と共に変更が出来ることがポイントではないでしょうか。古い家は土間だった場所が板間になりそして畳が引かれるようになって、築100年の時が過ぎているのです。そしてその時々にメンテナンスが施されている。
柱を4寸にするとで50年の耐久性、5寸柱は80年、6寸だと100年なんて基準は全くありません。ただ、大きな柱や梁にすることで大きなスパン(空間)を得ることができ、後々可変しやすいと言えます。
何より愛着を持って後世に引き継いでいくことが耐久年数に関係していくかもしれませんね。「じいちゃんが目の黒いうちは建替えは無理だ」なんて言われるように、親から子へそして孫へとその愛着が続けば・・・と。
現代は消費社会であり、勿体無いと思う考え方がまだまだ薄いのかもしれませんね。
断熱材
テーマ:仕事
2008/04/10 08:30
土台敷きが終了しました。
床がキラリと光るのは棟上に備え養生シートを貼っております。
(上棟ではどうしても土足となるため保護作業)
土台敷きは天候に左右されますのでここまでの作業が完成すると一安心。
この下地床の下にはこちらの断熱材を充填しております。↓
↑こちらは端材ですが、ポリエチレンフォーム第3種。
昔の日本家屋には床下には断熱材が入っておりませんでしたが、ここ20~30年前
から断熱材をいれるのが定着してきました。
昔の家は風通しが良く、夏は涼しいのですが冬が特にさむ~い。
床下にはグラスウールなどの繊維系のものが主流でしたが湿気などによりダッテし
まったりの形状変化があり、当社では変形しないポリエチレンフォーム(発泡スチロ
ールの目が細かい感じの物)を採用している。しかも第3種という種類の断熱性能は
いろんな材質の中でも最高水準です。厚みもしっかりとしていているため、床下から
の冷気をシャタアウトします
断熱材をとっても数十年前から大きな変化が見られます。今、国策として政府が勧める
のが次世代省エネ基準住宅。聞かれたことありますか?平たく言うと小さな熱源(エネ
ルギー)で暖かくなったり涼しくなったりと、エコの観点から推奨するものなんですね。
この次世代省エネ基準には断熱材の種類や厚さ気密性などが定められています。しか
しこの気密・断熱性能などをだすのには技術が必要でありコストが高くつくことから多くの
住宅メーカーや工務店ではお客様への提案も行なっていないのが現状です。大手メーカ
ーでは商品は開発されているが勧めていない。つまり安い方が売りやすいと考える営業
マンが多いということでしょうか。平成11年3月に改正告示されておりもう10年近くが経
過。もっと浸透していてもいいはずなんですがねぇ。
建築は後世への財産ともなります。そして地球も後世へ繋いでいく宝ものです。地球に
やさしいエコ住宅をもっと建築業界も推し進めなければなりませんね。
床がキラリと光るのは棟上に備え養生シートを貼っております。
(上棟ではどうしても土足となるため保護作業)
土台敷きは天候に左右されますのでここまでの作業が完成すると一安心。
この下地床の下にはこちらの断熱材を充填しております。↓
↑こちらは端材ですが、ポリエチレンフォーム第3種。
昔の日本家屋には床下には断熱材が入っておりませんでしたが、ここ20~30年前
から断熱材をいれるのが定着してきました。
昔の家は風通しが良く、夏は涼しいのですが冬が特にさむ~い。
床下にはグラスウールなどの繊維系のものが主流でしたが湿気などによりダッテし
まったりの形状変化があり、当社では変形しないポリエチレンフォーム(発泡スチロ
ールの目が細かい感じの物)を採用している。しかも第3種という種類の断熱性能は
いろんな材質の中でも最高水準です。厚みもしっかりとしていているため、床下から
の冷気をシャタアウトします
断熱材をとっても数十年前から大きな変化が見られます。今、国策として政府が勧める
のが次世代省エネ基準住宅。聞かれたことありますか?平たく言うと小さな熱源(エネ
ルギー)で暖かくなったり涼しくなったりと、エコの観点から推奨するものなんですね。
この次世代省エネ基準には断熱材の種類や厚さ気密性などが定められています。しか
しこの気密・断熱性能などをだすのには技術が必要でありコストが高くつくことから多くの
住宅メーカーや工務店ではお客様への提案も行なっていないのが現状です。大手メーカ
ーでは商品は開発されているが勧めていない。つまり安い方が売りやすいと考える営業
マンが多いということでしょうか。平成11年3月に改正告示されておりもう10年近くが経
過。もっと浸透していてもいいはずなんですがねぇ。
建築は後世への財産ともなります。そして地球も後世へ繋いでいく宝ものです。地球に
やさしいエコ住宅をもっと建築業界も推し進めなければなりませんね。