ケンシュウ:
びわこなぎさ公園です。あいにくの曇り空。
先週末は研修続きです。
ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)
こちらにもガス灯を見つけました。
関電さんのオール電化に押されっぱなしの大阪ガスさん、灯りの柔らかさで抵抗ですね。
今日のお題はこちら。
「戸建て木造住宅(軸組工法)の構造に関する講習会」
昨年度の建築基準法の改正で業界全体が混乱し確認申請がおりないなどという混乱が生じました。この経験から来年度の法改正についてこような講習会によって告知し、混乱を未然に防ごうという動きです。
今回は木造の建築確認申請には4号特例廃止に伴う構造計画および構造計算の講習会でした。
新聞広告などで他社のプランなどを見ると中には、なんじゃこれは・・・という平面計画を目にすることがあります。住宅を販売する営業マンは建築設計のプロでは無いケースが多々あり、無理な設計を無理やり現場で納める。こんな図式がまかり通ったりします。残念ながら基本設計は営業で決まってしまうことが多く、とても恐ろしいプランが作りあがる事もあったのではないでしょうか。今回の改正では厳密な構造計算により申請を通さないことで、世にも恐ろしいプランは姿は消えそうです。
もう一つの動きとしては建築士法の改正です。
宅地建物取引主任者とういう資格と2級建築士という資格を持ち合わせておりますが、宅建のほうは更新制度もあり研修会などは都度行なわれております。そういう活動を通じ不動産業界の悪いイメージを払拭するよう努めてきた経緯があります。
しかしながら建築士は全く資質向上に取り組むものはありませんでした。つまり「とりっきり資格」だったのです。(こういう資格はたくさんありますが・・・)
近年、建築業界では改ざんや偽装など「モラルの低下」が問題化したことあり、ようやく資質・能力の向上に向けた取り組みが始まりました。
定期講習の受講の義務化やCPD制度(建築士会継続能力開発制度Continuing Professional Developent)です。このCPD制度は各種研修会・セミナー・見学会などの参加を実績を記録し、より専門分野へ特化した専攻建築士の創設を担っております。
今回の講習会もCPD制度の一つです。少しずつ建築業界も変化してきたようです。ちょっと遅かった感も否めませんが・・・
研修会に参加をしますと何らかの得るものがあり勉強になります。
しかし週に何回もの「ケンシュウ漬け」も困りものです・・・。
地鎮祭ばかりの「ケンシュ(献酒)漬け」にはなりたいものです(笑)。
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