出町ふたばの豆餅 :
先般のブログでもご紹介しましたが、日本YEG(商工会議所青年部)のビジネスプランコンテストで、私ども長浜YEG「権兵衛もち」の事業が栄えある入賞をいたしております。
その事業に磨きをかけるべく、ブラッシュアップ研修が浜松で行われます。
その準備資料の作成を行っておりまして、売れているお店・商品のリサーチを行い「その人気には必ず一定の法則がある」という観点から何例かをピックアップし調査を行います。
私が選んだ先は京都出町柳の「出町ふたば」さん、商品は「豆餅」です。
こちらは京都、いや近畿、全国区でも誰の文句のつけようのない人気のお店です。
到着しますと約50名ほどが列をなしていらっしゃいまして、「己」の字を書くがごとく列が流れていきます。
約20分ぐらいで購入する窓口に到着しますのでなかなか手際のいい客裁きといえましょう。
購入しました豆餅がこちら。
レジにて商工会議所の名刺を出し取材を希望しましたところお店の中に案内され、なんと女将さんが取材に応じてくださいました。
忙しい最中ではあったのですが、女将さんのご厚意に感謝するところでございます。
今回の調査はマーケットを調査を主体としておりましたので、プロダクト(商品・サービス)・プライス(価格・売上)・プレス(売場・流通)・プロモーション(広告・販促)のいわゆる4Pについて主に取材をさせていただきました。
人気の商品にはやっぱり理由がありましたね。
商品力はもちろんのこと、160円の餅を決められた数をパック詰めすることなく一個から買える手軽さ、またたくさん作りすぎない限定感など、なるほどお店のノウハウが名店になる要素そのもののようなお店でございました。
女将さんはこれだけ人気があるにも関わらず、「お客さま満足」について特に気を配っているとのことですから頭の下がります。
お店の中から店内の様子を撮影させて頂きました。
6名で店頭のお客さんに対応されていらっしゃいます。
餅を丸める作業は手作りです。
一個一個、微妙に大きさが違いしましたが機械生産にはない、あったかみが感じられます。
長浜の名産品を「権兵衛もち」というものによって創りだせないか、という企画をYEGで行なっているわけでございますが、なかなかこの餅業界も奥深くいくつもハードルがあるようです。
そのハードルの少しが見えてきたような一日でした。
さて、ふたばさんの豆餅のお味といえば、餅は柔らかいくしっかりとした歯ごたえがあり、餅の中に入る赤えんどうは塩味で食感と共にインパクトを与えてくれます。
中のコシ餡の甘さも上品で上等な小豆が使用されていると思われ、餅・豆・餡、この三位一体が旨い。
「餅が主役」というポリシーからも、餅の味・食感が上手く引き立ってました。
初めて食したふたばさんの豆餅、ちょっと感動的なお味でした。
なるほど皆さん 並んで買うわけですね。
私も大ファンになってしまいました(笑)。
物珍しさで並んで買う流行りの商品と違い、リピート客が並ぶ継続力のある商品力でしたね。
このように感動をあたえる商品・お店づくりなど様々な組み合わせ そのすべての要素が大切なんでしょうね。
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