北国街道:
昨日はYEGの次年度委員会。
お題は「長浜名産品を目指す権兵衛もち」です。
文献や地域聞き込み情報を持ち寄る会議を開き、権兵衛もちの実態がだんだん明らかになってきました。
ある本の中に・・・
田村の権さんはひょうきんな人だが、頭のいいアイディアマンであった。街道を往来する人数はかなり多く、ことに北隣の下坂の不断光院の二月の法要や、大通寺の夏中法要、秋の曳山祭りなど街道はめじろ押しの盛況を呈する。中仙道には磨針餅や醒ヶ井餅などはあるが、北国街道には長浜の鮒ずし、木之本の桑酒ぐらいしか名物がない。
そこで考案して売り出したのが「権兵衛餅」である。
とありました。
以外に昔からここ湖北には名産品が少なかったということですね。
そう考えますと山路酒造さんの「桑酒」は、北国街道の名産として「470年君臨した」といっていいほどの名産品といえそうですね。
もっとスポットがあたってもいいようにも感じました。
さて、権兵衛餅の概要が見えてきました。
1.田村の権さんは実在し、北国街道を行き来する人に商売をした。
2.そのもちは「蒸してはついて、また蒸してはつく」丁寧な製法でとてもおいしく出来上がった。
3.こしあん入りの、白と草色があった。
4.北陸線が出来、街道の往来が少なくなってきた明治の半ばに衰退していった。
つまり、現在は「権兵衛餅」を売っているお店は存在しない、民話として残るお餅であるということでした。
しかし資料の中にもう一つ、とんでもない事実が発覚。
さらに調査が必要です。
「権兵衛餅」、紐解きが大変になってきました。
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