計画停電の可能性

テーマ:ブログ
 前回の続き。
「何やよぉ解からん」と言うのが大抵の反応だと思いますので、ここは解説ですねっ!
あくまでも「個人的な邪推と独断」ですので、間違っても責任取れとか言うのは無しね(笑)

 関電さんのHPでは「計画停電は、実施しないよう最大限努めておりますが、万が一の備えとしてお知らせいたします。」と一文があるので、基本計画停電は無いのが前提。
その割りに9月上旬まで計画がぎっしり組まれてるので、戸惑う方、ビビった方、気にもしてない方(殆どはそうでしょう)、色々だと思います。

 どこが危ないのかと言う見方としては、

1.7月16日迄と9月は無視。
 これは例年の需要曲線を見て、梅雨明け迄と盆明けからしばらくすると需要が落ちるから。

2.順番も4番目以降は無視。
 これは後程解説。

3.8:30~11:00は無視(微妙だけど…)
  16:30~19:00と18:30~21:00も無視。
 これも通常の需要曲線から。

というのが私流ですね。


 つまり

1.期間は7月17日~8月31日
2.順番は1,2,3番
3.時間は10:30~13:00、12:30~15:00、14:30~17:00の3つ。

 ここに該当すれば、少し気にはしておこうか…と言う所ですね。
多分万遍なく公平に5~6個当たってる筈。

 「じゃあ何で3番までなの?」ですが、現在の供給能力は2,542万kW。
これに7月24日迄には大飯原電3,4号機の118万kW×2=236万kWが追加。
これでピーク時以外に余裕ができるので、これで揚水発電するとして200万kW程度増えるか…全部で3,000万kW。



 昨年の最大需要は2,784万kWなので、去年同等であれば200万kWの余裕。
(供給能力は2,947万kWで、なんとかギリギリセーフだった)
私が「野田さんは最低限の仕事はしてくれた」と書いたのはこれなんですね。
でも昨年は非常事態で尚且つ景気が悪いという二重苦だったので、この数字。
2010年の実績は3,095万kWだから、これだと100万kW足りない…というのが根拠か?

 3,000万kW基準で考えて、どうしても止められないのが30%あるとして、停電対象は70%の2,100万kW。
これを6つのグループに分けてるので、350万kW/グループ。
これを更に8つのサブグループに分けてるので、44万kW/サブグループ…当たらずと言えども遠からずか。。。
足りないのなら100万kW(3%)規模で削減する必要があるだろうから、サブグループは3番くらいまで一気に停電する筈。
だから4番以降はしないんじゃないの?というのが私の見立て。
尤も7月の梅雨明けの状況で全てを推して知るべしでしょうけどね。
さて、どうだろうねぇ。。。

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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