目に付く所は厚化粧で。

テーマ:ハウスキープ
 通常GWに2~3日はペンキ塗りをするのですが、今回は仕事の合間の休みが雨ということで出来ず。
気になる所はあるんだけど、中々やる気になれまへん。
と思ってたら、日曜日に母親から「弁柄剥げて見っとも無いで!」とコールが掛る。。。
10年程前に塗ったけど、何分エエ加減なので持ちが悪かったか。
剥げた後は劣化が進んで窪んでる。

VIMG_7570.JPG

 我が家は”和風”建築とかじゃなくて純然たる日本建築で、しかも弁柄塗り。
マルセンちゃんも書かれていますが、湖北では多い(多かった)様式。
とは言え、現在の所に建っていた前の家は弁柄で無かった。
コストの関係もあって、田舎の貧乏百姓の家には普及する筈の無い代物でしょ?
そうは言っても弁柄の耐朽性は抜群で、もう目を見張る程です…最近は好みが変わってこちらも白木が多いですが。

 元々はベンガルにて多く産出された為この名が付いたようですが、そらあんな遠くから輸入したら高かったでしょ。
貧乏人にも簡単に手に入るようになった現在のは、当然合成品の工業用ベンガラである合成酸化鉄赤。

VIMG_7563.JPG

 実家に戻った時に家の造作序でに材木屋さんに聞いて、塗り方を教えて貰った。
ところがこれがまたエエ加減なもので、「茶で溶け」とか「酒がエエ」とか…そら勿体無いやろ?(笑)
物の本やインターネットで調べると「柿渋」とか「菜種油」「えごま油」「ボイル油」も出てくる。
おかめちゃん♪ご推薦のえごま油をイチオシしたいけど、ホームセンターには無いんです。

 それにしても、半乾性の菜種油はアカンやろ?
この辺は油甚さんがプロフェッショナルですが、素人考えで却下して手に入りやすいボイル油にする。
”合成”ボイル油と言う所が胡散臭さ爆発(笑)
しかも「トタン用以外に使わないでください」…見なかったことにしよう。。。
実は前回もこれでやって問題出なかったしね。

VIMG_7562.JPG

 量はボイル油1Lに対して弁柄100~200g…この辺は好みだとか。
タッパーに1.5L入るのでここに1瓶(200g)入れる…ちょっと多い。

VIMG_7572.JPG

 最初は人目に付かないところでボチボチ濃くしながらテスト。
before

VIMG_7559.JPG

after

VIMG_7582.JPG

 何分1に機能、2にコスト、3に見てくれなので(笑)実はど~でもエエんだけど、流石に玄関回りは気を使うことにしよう(笑)
濃度も上がってこってりしたので厚化粧する。
前回駄目だったのは、乾いた後にもう一度ボイル油で擦ることをしなかったので、定着しなかったのか?
ということなので、今回は念入りにゴシゴシと。
油でもう一度溶かして擦り込んでるようなものかな?
before

VIMG_7577.JPG

VIMG_7576.JPG

after

VIMG_7583.JPG

VIMG_7585.JPG

 本当は機能最優先だから、こんなところじゃなくて破風板塗りたいんだけどね。
今回は根性がないから止め(笑) 

VIMG_7581.JPG

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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