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長浜名物「がらたて」始めました

テーマ:和菓子

がらたて始めました

毎年より少し早めに、がらたてを始めました。

すると、ウィンドーの「がらたて」と書いた張り紙を見て、お客様がよく

「がらたててなんですの?」

と、舌をかみそうな感じでたずねて下さいます。めずらしい(ややこしい)名前ですからね。

「がらたては葉っぱの名前で、粒あんの入った蒸し饅頭ですよ。葉っぱと一緒に蒸しあげてますから、風味があっておいしいんです。」

といつもの台詞でもって説明します。そして、「長浜の名物ですよ。」という一言を必ず最後に付け加えます。

長浜生まれの方でも、若い方はこの「がらたて」を知らない人が多いかと思います。長浜名物、長浜の郷土菓子として広く周知していただきたく、必ず最後に付け加えるこの言葉。

     

本来がらたては初夏が旬もの。その理由はまず、葉っぱが青々と茂りはじめるのがこの時季であったこと。又、田植えの一服や、いわゆる「田植え見舞い」なる習慣がまだ多くあった頃、この「がらたて」 が広く使われ、そして家庭でも作られていたらしいのです。

   

初夏の味をだいぶ先取りではありますが、お客様のご要望にお応えし、始めさせていただきました。昔なつかしい味をどうぞご賞味下さい。

お祝いに、紅白まんじゅうとお赤飯

テーマ:和菓子

春は、卒業、入学、就職、結婚、等々おめでたいことが重なる季節ですね

   

卒園、卒業式を無事に終えられて、ほっとしていらっしゃるお父さんお母さん。おめでとうございます。

そして、もうすぐ入学ですね。入学の準備にあれやこれやと頭を悩ませておられるのではないでしょうか?

    

私も、幼稚園の袋物を慣れない手つきでこしらえたり、学習机を見にいったり、制服の採寸に付いていったり、下宿先に荷物を運びこんだり…。年齢が上がるとともに、準備の内容も大きく変わりましたが、子供ごとに思い出も異なり、今では懐かしい記憶となっております。

   

ところで、入学祝のお返しを何にしようと悩んでおられる皆様、お赤飯や紅白のおまんじゅうを添えられてはいかがでしょうか?

    

紅白まんじゅう(薯蕷まんじゅう)2個入り

   

お赤飯

    

     

それから、春の和菓子を添えられても喜んでいただけるかとも思います。

    

紅白まんじゅう、お赤飯につきましては要予約です。

お問い合わせ・ご予約は、お電話またはブログ内のメッセージ欄にてどうぞ。

   

春の良き日には、もう桜が満開でしょうか?

小判のお餅

テーマ:和菓子

今日、こんなお餅を作りました。

 

アップにすると、

白いお餅に、「千萬両」という文字の入った小判型の焼印を押してあります。

これは、明日街中で催されますイベント「長浜マルシェ」の中で行われる餅まきのお餅です。たくさん作りました。

   

場所は、曳山博物館ー四居家裏のポケットパーク。

時間は、12時と14時の2回開催されます。

みなさん、小判をガッポガッポと懐に入れちゃってください!

   

もちろん、マルシェの方もお楽しみに。おいしいものがたくさん。わくわくしますね。

おはぎ

テーマ:和菓子

お彼岸です。おはぎを販売しております。

 

当店のおはぎは粒あんのおはぎです。

    

このおはぎ、春は牡丹の花にちなんで「ぼた餅」とよばれることもあるようです。そして秋には萩の花にちなみ「おはぎ」…とは去年のブログでも紹介したと思います。

   

今回は、おはぎのそのまた別名をご紹介。

私もある本を読むまでは知らなかったのですが、おはぎには他に3つも別の呼び名があるようです。

其の1…隣知らず(米を搗かずに煉りつぶして作るため、隣家ではいつ作っているかわからないことに因むもの)

   

其の2…夜船(着き知らずにかけている)

   

其の3…北窓(月知らずにかけている)

   

これらは、とある和菓子を題材にしたミステリー本にでてきたうんちくなのですが、これだけいろんな別名があるということは、昔から多くの家庭で作られてきたなじみ深いお菓子だからなのでしょうか。

   

100年前のお彼岸にも、200年前のお彼岸にも、日本のあちらこちらで、おはぎを頬ばる姿があったのかもしれませんね。

   

おはぎ、本日からあさって22日まで、3日間の限定販売です。

上生菓子「小桜」

テーマ:和菓子

上生菓子「小桜」

ねりきりあんをピンク色に染めた春らしい一品です。

    

桜は日本人に一番愛されている花かもしれませんね。

星野富弘さんという詩画家さんの詩に「さくら」というタイトルのものがあります。知っておられる方も多いと思いますが、この方は口で絵筆をとり、温かい絵と文字を描かれるすばらしい作家さんです。

   

ここに紹介したいと思います。

 

「さくら」

車いすを押してもらって

桜の木の下まで行く

友人が枝を曲げると私は満開の花の中に

埋まってしまった

湧き上がってくる感動をおさえることができず

私は口の周りに咲いていた桜の花を

むしゃむしゃと食べてしまった

(写真はイメージです。インターネットにてお借りしました。)

    

この詩に説明はいらないと思います。

自然はその圧倒的な存在感で人を魅了し、また時に癒し、助けてもくれます。

花の命を、和菓子にそっとお借りして、「小桜」。

   

桜の開花が、待ち遠しいですね。

    

 

 

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