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母の日

テーマ:和菓子

母の日に和菓子はいかがでしょうか?

とのブログを書こうと思ってコブログを開きましたところ、コブログ終了のお知らせが。なんとも寂しいですね。今までブログを見ていただいた皆様、そして当店まで足を運んで下さった方々、本当にありがとうございました。

   

さて、では気をとりなおして本日のブログ。

   

母の日の贈り物に和菓子はいかがでしょうか。

今のおすすめは、なんといっても茶だんごです

  

新茶の季節ですので、香り高い渋めのお茶と共にどうぞ。お母さんに、たまにはお茶の一杯も入れてさしあげると、嬉しさ倍増かもしれませんね。

   

母の日と言えば真っ先に思い出すのが、なぜか小学校で買わされた(?)造花のカーネーション。同世代の長浜小学校出身のかたはご存知かもしれませんが、(あるいは全国規模だったでしょうか?)造花のカーネーションに安全ピンがつけてあってたしか胸にとめられるようになっていたと思います。

教室で申込み用紙が配られ、申込み数量を書き込むようになっていたのでしょう。(だれか一個以上買っていたでしょうか?)

今思えば、家でお母さんにお金をもらっていたような…。それでお母さんに「はい!」って渡していたのです。おかしな話ですね。というか、学校でなぜそんな斡旋があったのでしょう??

     

大人になっても、たいして母への感謝の気持ちを形であらわしてこなかった自分が言うのも、なんだか説得力がないなとは思うのですが、小さくても、気持ちを目に見える形にすると、お母さんの目が輝くのは間違いと思います。

   

かく言う私は毎年「母の日のプレゼントなんかいらんよ。」と必ず言っています。(自分がしてこなかったので)

子供が元気でいてくれたら、それが何よりの親孝行!って建前で言ってます(笑)

 

 

ちまき2種

テーマ:和菓子

ゴールデンウィークもあと残り少しとなりましたね。今日も雨降りにもかかわらず、長浜の街中は観光のお客様で大賑わいの様子でした。

さて、明日は端午の節句で子供の日。

ということで、ちまきのご紹介を。

   

当店のちまきは、二種類あります。

ちまき其の一

米粉と餅粉とお砂糖のみで作ったシンプルなまあるいちまきです。笹の葉の香りがとてもいいです。笹の葉で三角に包みました。こちらはそのまま食べていただけます。

   

ちまき其の二(きな粉付き)

これは、昔ながらのちまきです。

このちまきは、ご存知の方もあるかと思いますが、食べ方があります。

まずお鍋にお湯をわかします。

そこへこの十個ひとくくりのちまきをドボンとつけ、数分ゆがきます。

触ってみて耳たぶくらいの柔らかさになったら、お湯からあげて笹の葉をむきます。(その際熱いので気を付けて下さい。)

きな粉をつけて召し上がってください。(きな粉はサービスでお付けしています)

   

そんなにいっぺんには消費できないとおっしゃる方は、マグカップ等大きめの器に熱湯を入れ、その中にハサミで切ったこのちまきを一個か二個入れて、電子レンジで数十秒(柔らかさを見て時間は加減して下さい)温めて下さい。そして同じように、黄な粉をからめてお召し上がりください。

   

昔から伝わる素朴な味わいのちまき。おうちのおじいちゃん、おばあちゃんのお土産にもいかがでしょうか?

    

今が旬の「かしわもち」と「がらたて」も併せてどうぞ。

  

 

 

 

緑の競演

テーマ:和菓子

和菓子には、昔から緑の葉っぱが多く使われます。

器としての機能、保存性、葉からの移り香、それから鮮やかな色彩…、等々、古くから和菓子に用いられてきたのには様々な利点があると思われます。

    

葉っぱを使った当店の和菓子。

 〈桜餅〉     〈くず桜〉

  

 〈がらたて〉   〈柏餅〉

 

  〈ちまき〉 

   

葉を使われるようになった理由ですが、上に書きました他に、もうひとつだけ…。願掛けとでもいいましょうか。

柏餅に用いられる柏の葉は、「新芽がでるまで、古い葉を落とさない。」ことから、家系が絶えないとした縁起かつぎがあるようです。そういったことから、江戸時代にこの柏餅が広まったらしく、そのころから端午の節句には食べられていたようです。

     

ということで、今年も柏餅を始めました。

 

 こしあんの柏餅です。

     

もうすぐちまきも出ます。

   

さて、明日から五月です。緑多い季節です。

お休みも多い季節です。お天気もいいです。

みなさん、五月もはりきっていきましょう!

花菖蒲とのれん

テーマ:和菓子

上生菓子「花菖蒲」

濃い紫の色が印象的な花菖蒲。端午の節句には欠かせない花ですが、この花の名はもう夏の季語。そう言えば、あと十日もすれば立夏です。

    

毎年この菓子を店主が作る頃になると、風が変わります。

「風薫る五月」と言いますが、ここ湖北でも今年は四月のおしまいからして、もう初夏の爽やかな風が吹いております。

    

この間お客様がこんなことをおっしゃいました。

「この前ここに伺ったのが冬だったんだけど、その時と暖簾のはためき方がなんか違う。なんていうのか、さわやか。通りの向こうから信号待ちで見ていたけれど、暖簾の揺れ方も季節によって違うのね。」と。

なんて情緒のある方なんだろうと感心してしまいました。毎朝なにげなく上げている色あせた小豆色の暖簾。そんな風に見ている人もいるのだなあと、私もじっと見つめました。たしかに、こんな穏やかな晴れた日には、暖簾ものんびりとゆらゆらゆらり。気持ちよさげに風まかせの休日を楽しんでいるような…。

    

ところで、話は変わってお知らせです。

本日長浜商工会議所等で発売されました、プレミアム商品券。

当店でもお使いいただけますので、購入された方、お会計の際にはお出し下さいませ。

使用期限は8月31日まです。使うのをお忘れなきよう。

  

 

爽やかな週末、そしてこれから続くゴールデンな連休を、風まかせにゆら~りと過ごすのもいいかもしれませんね。あえて予定をたてず、気分まかせ風まかせに。

風薫る、いい季節です。

上生菓子「春の野」

テーマ:和菓子

上生菓子「春の野」

 

風も雨もそして日差しもずいぶん温かくなって、生き物たちが安心して活動できる季節になってきました。我が家のチューリップもいつのまにか首をにゅにゅーっと伸ばして、つぼみも膨らんできました。

そしてその隣では、土を入れたまま放っておいたプランターの中で、たくましい雑草たちが次々と小さな可愛らしい花を咲かせています。

小さな小さな我が家の「春の野」。蝶々は残念ながらはまだ見かけませんが、近いうちにやって来てくれるのではないかと楽しみにしています。

   

桜もいいですが、小さな野の花々も魅力的ですね。シロツメグサやオオイヌフグリ、タンポポにツクシ…。町の中ではあまり見かけられないのが残念です。

時間があれば、春の植物に出会える散歩でもしてみたいなと思います。

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