レーシングポニーの製作

テーマ:レザークラフト
 レザークラフトの作業方法は習おうと言う気は毛頭無く、完全独学のつもり。
と書くと格好良いけど、たかが趣味だし売り物にする訳で無し、精々自分の用に立てばそれで十分。
なのでネットで少しずつ調べていると、レーシングポニーと言うものに出くわす。
革を縫製する時は両手を使うので、材料を保持する為の冶具だ。
独りで作業する時には「ああ、ここちょっと持ってて欲しいんだけどなぁ」なんてのはよくある話で、猫の手程度に助けてくれたらそれで十分。

 その割には結構高い。

http://calamel.jp/go/item/20045139?ref=g


 もっと安いのもあるけど、これで¥3,000かと思うと絶句。

http://item.rakuten.co.jp/grass-road/c-22220/

 まあ所詮は庶民の金銭感覚だから、皆さん私と同じこと考えてる。
しかも極めて簡易な構造なので、自分で作る方も多い。
どうやら趣味のレベルに於いてこれは買うものではなく、自作するか無しで頑張るかの二択らしい。
と言う事は、作ろう(笑)

 取り敢えず覚書程度のポンチ絵を書く(笑)
自分の作業姿勢を想定して、実測してのオーダーメイド。
だから市販のよりも20mm程高い。

VP1020739.JPG

 材料取りはKさんで…と思ったら工具を貸してくれなくなった。
「安全の為」とあったけど、誰か怪我したかな?
あそこで切ると寸法精度は確実に0.5mm以内には納まるのに、家で丸鋸と手鋸だと1mm程度はバラ付くじゃないか。
う~ん、次回からどうしよう。。。

VIMG_9975.JPG

 途中は省略して(笑)、完成した姿はこれ。
1×4材なので尻に敷くと痛いから、胡坐書いて足で抑える方式。

VP1020729.JPG

 開閉はノブスター使用。
最大縫製サイズを200mm取ったらレバー比は1:2.5。

VP1020732.JPG

 なので、蝶番の強度が大丈夫か不安。
後で考えたら1:2程度まで落とせた。

VP1020737.JPG

 ここをもう少し下げれば良かったんだね。
真中の木は厚み10mmにしたかったけど、12mmの端材が家にあったのでこれ。

VP1020738.JPG

 強度が不安と言いつつ、常時負荷が掛るけどスプリングバック方式にした。
作業性は上げないとね。

VP1020733.JPG

 ノブスター側がボルトヘッドなので、反対側がナット。
沈胴させたけど、最大で5mm程ボルトの先端が出る。
これが糸に引っ掛かるらしいので、先日買った端材の革でカバーする。

VP1020736.JPG

 挟み口も同様に端材の革…ここは厚いのを使う。
当初はコルクにしようと思ったけど、コスト掛けずに有り物で。

VP1020730.JPG

 と言う事で材料費は
1.パイン材(1×4材)×1本=¥178
2.チェンジノブ(ノブスター)×1個=¥178
3.バネ(1.6×15×70mm)×1本=¥190
で合計¥546

VIMG_9981.JPG

 ボルト・ナットと蝶番、なげし等は家にあったもの。
これらを買っても¥1,000で十分納まる筈。
なので後は作るだけ。

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CLAY

電気の全てがライフワーク!だが寄る年波か、マイコンの半田付けをする気力が無くなった。
ので、現在は若い頃できなかったアウトドアに傾倒中。
湖北の山々を愛犬チェリー(柴犬)とウロつく日々。

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