アシタはアシタの・・・

中国での話。

中学1年の女子生徒が先月、肝臓がんの父親を救うために自分の肝臓を移植してほしいと書いた遺書を残して自殺を図り、重体となったそうです。

父親は昨年、末期の肝臓がんと診断されて入院したのですが、娘には病状を隠していました。

女子生徒は母親のかばんの中から父親の診断書を見つけ、病状を知ったようです。

先月下旬、「お母さん、ごめんなさい。わたしが死んだ後、肝臓をお父さんに移植して助けてください」と書いた遺書を残して睡眠薬を200錠服用し、意識不明になりました。

母親に発見された女子生徒は、父親と同じ病院に搬送され、救急治療の結果、意識を取り戻したものの、依然として危険な状態にあるということです。

父親は自殺未遂について知らされていないとのこと。

果たしてこれは、親孝行なのでしょうか。

お国柄がありますから、なんとも言えませんが、紙一重に思えます。